18号
Jumper's high!! 18号


今週の急上昇笛!。メジャー感漂う新展開。笛に足りないのはこの
派手さだったので、がんばって欲しい。
今週の急降下こち亀。SC5は楽しいんだろうなとは思うんだけど。


全体第6話でブービー位置、というのは編集部から相当見放されているってこと? でも最近、順位めちゃくちゃだからなぁ。しかし、なんにせよそれほど力を入れられてはいないみたいだよね。
笛!「笛って人気連載なのよ!」的主張が伝わってくる(たとえそれが嘘であっても)新展開で、とにかく地味でメジャー感の足りなかった笛のてこ入れとしては良いのでは。
 当面の目的もはっきりしているしね。「試合で勝つ」のがいまいち目的に見えなかったので、このはっきりした目的はナイス展開なのでは。
 ただ、東京の人間が東京の人間に「かっぺ」というかはかなり疑問だし、何も見ずに「君はBグループ」と分類しているのは妙すぎる(←細かいけどな)。
ワンピ適度にストーリーが進行しつつ、ちゃんと航海をしていて、しかもキャラのセリフ回しが生きるとき、がベスト状態なのかな。――というわけで、今回も面白かったです。ナミの特殊能力がわかったこともこの流れなら自然だし、サンジが自分の限界を語っているのもいい感じだし、王女の良い性格も一回疑わせた後なら、まぁ自然ではあるし。
 でもやっぱちょっとビビ王女のいい子ちゃんぶりが鼻につくんだけどね。作者がビビを気に入っているらしいのが伝わって来すぎるのも今いちだしね。
ナルトあいかわらず一見面白いです(笑) あくまで一見ね。一見するとすごくかっこいいんだよね、戦術を見切られてピンチ!しかもその戦術もオリジナリティがあってよく考えられてるっぽい雰囲気! ……でもね。「姿写しの法」はシステムが書いてあるのに、「心写しの法」にはシステムというか根拠が書かれていません。どうやって「オレになりきる」の?そこが肝心なんでしょ?「印の結びの先出し」ってどうやるの? だからさぁ、姿写しのときにシステム書いてない方が逆にいいんだよ。他の二つにもシステムがあるのかと思っちゃうじゃん。あと、あいかわらずセリフがうるさいし。
 さて、どうも「一人に一つ」特殊必殺技がある系のストーリーになるようですね。とてもゲーム的。それはそれで面白いので、モードを切り替えて読むことにします。一応期待。
遊戯M&Wのルールブックにはものすごく細かいことが書いてあるんでしょうね(笑)カードを読んだだけじゃわからないことがいっぱいルールブックに書いてあるんでしょう(笑)
 それを無視すると、なかなかトリッキーだし最後の決めぜりふも効いているし、悪くはなかったのでは。ま、カードゲームっぽいおもしろさがあった分、いつもよりごちゃごちゃしていたけどね。
テニ王完璧系主人公の欠点(若いクセに強い)を登場人物に指摘させたおかげで、「どーせ勝つんだろ」の展開の中にもひっかかりが生まれましたね。いい感じ。ま、コマが大きく展開が少ないので相変わらず書くことが少ないです。派手だし、敵もばかばかしくてこのマンガのトーンにあっているし、いいんじゃない、という感じ。
ハンター まぁうまいことはうまいんだけどね。いつものパターンなんだよなぁ。本当に闘っているっぽいセリフのやりとりがあって、意外な戦術でドン、ってかんじ。なんだか背景が無いし、雰囲気が無いから、ちょっと「パターンだな」という印象の方が先に来ちゃったな。ヒキも無いし(←これは仕方がないけど)近頃評価を下げ気味かも。
たけしオチがすぐ読めちゃうしなぁ。「リフト」ネタはかなりレベルが低いと思うし。話がバラバラだし。うーん。一応つまんなくはないんだけど、「つまんないよね」って気持ちで読むとものすごくつまんない話だったよね。笑いがいつも同じで、ボケとつっこみの古典パターンだし。
ヒカ碁敵としては桑原じじいの方が魅力的な気がしてきましたね(笑) 緒方九段、確かにあやしいんだけど、「あやしい」以外の底が浅い感じがするからなぁ。
 展開としては越智のネタを引っ張ってきてプロ試験前のぎすぎすした感じを出しつつ、桑原じじいを同時進行させて、主人公が入るだろう「プロの世界」を見せておく、というわけで、相変わらずの破綻の無さです。
 ただ、だんだん順位が下がってきている理由も分かるな。子供には魅力のない話になりつつあるよね。色々要素が複雑になってきてるから。
マンキン今まで使命に生きていたせいで笑ったことのない女を笑わせる、って展開はすごくいいよ? でもね、だからってそのネタ(フキ畑)に読者も笑ってくれるだろう、っていうのは甘えすぎなんじゃないの?引っ張った上にわざわざ大ゴマにして「笑え!」って感じだったけど、しーんとした舞台の上でつまんないギャグを大声で叫ばれた、って感じ。
 シリアスならシリアスだけで勝負しろよ。どうせ今後シリアス以外になれない展開なんだから、シリアスでのおもしろさを追求してくれよ。小手先で笑わせようとしないでさ。
ジョジョ6はぁ?
 ええと今までの夢の中の展開が今後の展開に少しでも絡んでいくのなら評価大。そうじゃなくて単なる夢の中の話で終わらせちゃうなら、あんなにページ数をとったことが逆にマイナスになる(わざわざヒキとウケのある展開にするな、ってかんじだよね。もしそうだったら)。どっちだか分からないので、今週は評価無し。
 そういえば「あたしたちは〜溶かされていた!!」って普通言うセリフ? まんま説明口調じゃん。
 
ライパク扉のあおりで今回の話の展開が分かっちゃうじゃん。よくないよ、編集者。
 あせって芝目が読めなくなって失敗する、というのはゴルフらしい上に戦いとしてもナイス展開。この展開でランスの性格も強さもうまく出せたしね。ま、アメリカ校のキャラの魅力は(敵としての魅力も)出なかったけど。しかしこの作者の外人への認識ってさぁ……。メインキャラは白人ばっかだし……。レイディルは……。大昔の少女漫画(おめめに星が瞬いている系)の作者と同じような感性だよね(笑)
 さて。「トリスタン」というのは名前からして事前から考えていたキャラなんでしょうね。で、アーサーは出てくるの?
スカルジャッカー浅い!浅すぎるよ!
 話自体は水準以上だよ? 前より「説明ゴマ」も少なくなったしね。でもさぁ、浅いんだよ。セリフのやりとりはあまりに定型的だし、特効薬は研究ノートに書いてあるし(笑)製薬会社がその研究ノートを奪ったっていうのに、わざわざ燃やしちゃうし。骨以外、なんの意外性もなく定型的だよね。
 「どうやら私は病的なサディストらしく」(笑!)…――だからこうところが「説明ゴマと都合だけで語られるセリフが続き読む気がしな」(←赤マル感想より)い原因なんだよ。「悪魔!この男に人間の血なんて流れていないわ…悪魔の化身よ」――ほら、ちょっと定型的すぎるのでは? 絵もストーリー展開も発想も悪くはない。水準は完全に超えているよ。コマ割もうまいしね。ただね、原作つけたら? 多分、このセリフや話を定型にしちゃうクセは抜けないと思うので。
アイズ話はいつも通り定型的なんだけどね。こっちはそれが味だから。だって、セリフのやりとりはうまいもん。イサイの言葉の持って行き方がうまいのも、それを分かっていながら一貴がうまく反論できないのもリアルだもん。
 しかしそれはナイスなんだけど、また展開があるわけ? もう新しい展開はいいよ。真っ直ぐラストに向かってくれ。
無頼次回予告に薬の効果がどうのって書き始めてから長いよ。
 しかしなぁ。敵の怖さを出すのはいいけど、やりすぎだよね。一応現代日本現実系のマンガなんだからさぁ、もうちょっと現実味のある怖さの方が、逆にこわいよ。やりすぎだから「おなはし」っぽくなっちゃってるよ?
封神新キャラの導入がいつの間にか無理やり入っているこのマンガにしては正統的ですね。だからといって期待が高まるか、と言ったらそういうわけでもないんだけど。
釣りピン自分が餓えて、美味しそうな餌のリズムを作る、なんて発想としてはかなりいいと思うよ?すごくバカバカしくて。私は今回、そこそこ面白かったんだけど。なんだろう、「子供向け」を意識しすぎているところがいまいちなのかな? 
こち亀 最悪。
 いくらゲームが面白かったからって、それをマンガに持ってきて面白くなるか面白くならないかの判断もつかなくなっちゃったわけ? 「どこいつ」はまぁ面白かったよ。マンガにしやすいしね。でもSC5はマンガにならんだろ。
三獣士 この回だけ見れば悪くはない。それぞれのキャラも(主人公?はいまいちだけど)生き生きしていたしね。でもさ、今の流れって「ラスボスとの第一回邂逅」へ向かっていたんじゃないの?回り道しすぎでテンション切れちゃうんだけど。これが「第一回邂逅」じゃなければいいよ?ガンダーラに向かっているなら構わないさ。そうじゃないのになんでこんな回り道するわけ?
テンテン人死にネタなのにつまんなすぎる! 人死にネタをするならそれだけに絞って感動させて欲しいものです。なんでどうでもいいお笑いにページ数を費やすんだよ〜! だから本当に死んだ感じがしなくなっちゃって、つまんないじゃん! ちゃんと初めから「いい話」でまとめようよ!
次週表紙は遊戯? ダーク系はもういやだよ。