17号
Jumper's high!! 17号


今週の急上昇さとふ。面白くなってきている……悲しいことに……。
今週の急降下ジョジョ6。ジョジョはどうでもいい。石海を読ませて欲しい。


全体ハンターとアイズが入れ替わり&さとふがプラス。
 表紙を取らせてもらったテンテンだが、この扱いは売り切り寸前。人気投票は単行本って感じなのかな。
ヒカ碁出方があまりに唐突で、この話らしくないなぁ、と感じた門脇ですが、この扱いなら唐突でも違和感は残らないよね。
 ここらでストーリーに余裕を持たせておくのは、テンポの速すぎるこの話の場合、悪くはないなと思います。ま、あえて言うならせっかく自分以外と打つ佐為を見たのだから、それに興味を持って欲しかった(成長しているなら、そうなると思うんだけどな、普通)ま、佐為とヒカルってあまり別人格っぽくないので仕方がないかな。
ワンピ一体何が起こったんだかよくわかりませんが、勢いとスピードがあって、航海ものの醍醐味を感じさせる展開。巨人達の戦い初めのエピソードも古き良き海賊ものっぽくって良かったのではないでしょうか(今後、彼らがどうなるか全く分からない、というか、考えるとなんか空しいだけなんだけど)。
 海とか航海っぽくなるととたんに良くなるよね。やっぱ海賊マンガなんだな、と思う。
ナルトあいかわらず分裂してるなぁ。
 ざっと読む分には面白いんだよね。でも、きちんと読むと嫌な点がかなり目につく。いちいち書くのがめんどくさいぐらいあるので、ざっと。
 「さすが意外性No.1忍者だ」は言った本人が言うべきセリフじゃない。血のつながりで術が決まるなんてつまんなすぎ(キツネで能力がアップしているナルト含む)。みんなしゃべりすぎ。
テニ王なんかページ数が少なく感じるのはコマがでかすぎるからでしょう。
 というわけで話が全く展開していません(普通だったら初めの5ページぐらいの内容だよね)。ま、ジャンプのスポーツ物らしいコマ割りでいいんじゃないの。メジャーっぽさが出るしさ。
たけしたけしが好きな人には面白いだろうし、つまんない人にはつまんないだろう、いかにも「たけし」な話。取り立てて書く部分がありません。
アイズ 「君のために強くなりたい!」というわけで。おおーっ、恋愛ものの締めっぽくなってきたぞ。のどかな中にもラストスパート感が漂ってきた感じ。ホントにそうだったらナイスな展開(ベタだけど)
ジョジョ6「この機転! 6代目の資格あり!!」(あおり)ってさぁ、そんなもんに興味ないんだけど。というか読者がそれに興味があるって勘違いしていない?作者と編集者。「うんうんジョリーン。これだったら6代目でもいいよ」って思いながら読まなきゃいけないわけ? そういうふうに読まなきゃいけないんだろうなー、という近頃の話の展開にかなり嫌気がさしているんだけど。一体誰に感情移入して読めばいいわけ? 承太郎? そうなんだろうね、きっと。
釣りピン結局ぬ〜べ〜は出てこないようで安心した。
 相変わらずのシーンは腹が立つけど、話自体は「知識もの」の王道を行っていていいんじゃないでしょうか。何を思いついてどんな修行をしたのか、一応興味は引くし。
遊戯カードゲームとしては相変わらず下の下。寄生されると特殊能力全部使えないっぽいですが、そんなことどこにも書いてないし〜。寄生されたってモンスターであることには変わりないんだから、書いてないなら生け贄には出来るはずだし〜。
 城之内、戦闘的に全然たいしたことしてないんですが、そうと感じさせないストーリーのきらびやかさ(?)にびっくり。
ライパクゴルフの魅力、というのはきちんとした道具選びの上にある、と私が固く思いこんでいるせいか、このマンガの道具の軽視が気になって、ゴルフとして全く面白くありません。この作者自体、ゴルフってスポーツが楽しくないんじゃないかって気がするけど。ドライバーとパターしかないスポーツ、って感じだよね、このマンガ見てるとさ。
 ま、ヒキは強いので一応次週には期待。でもなぁ、このままじゃ絶対試合シーンつまらないぞ。ゴルフとしてつまんなすぎるから。
三獣士 話自体はそこそこ面白かった。すぐ大ボスとの第一回目の邂逅に話が進むのか、と思っていたから移動手段のための金稼ぎというのは少し肩すかしだったけど。
ルーキーズ なんだかなぁ。「ケンカくれー俺に勝ってくれよ」っていうレベルの人が、大した練習もしないで、145とか出しちゃっても感情移入が出来ないよなぁ。もともと安仁屋っていいこちゃんキャラじゃないのに、急にいいこちゃんになられてもなぁ。
 「お前にバカにされて以来、俺は一生懸命練習したんだ!」とかいう話ならまだこの話の展開でもいいけど、そうじゃないんじゃん。もう少しそのあたりに気を配って欲しい。
こち亀 まぁよく考えるなあ、という感じですね。「実際のものと思いっきりずれている」というのを堂々と考えることができるのも一種の才能。
笛!「いいはなし」なんだけど。
 性格のいい人ばかり出てきて、いいはなしばかりで。だからキャラの個性も話の個性もないよね。ま、ここまで「いいはなし」でまとめるのも個性ではあるけれど。
封神赤マルあたりでやって欲しい話ではあるけど、閑話休題系にしてはかなり面白かったよね。本来はこういうほうが得意な作者なんだし。
マンキンこの話の今まで作ってきたものと「世界征服」とがしっくりこないんですけど。
 宇宙人がいるという設定の世界観だってことも知らなかったし。いつでもふざけてるから、どこまでマジに受け取っていいのか不安だし。ここは素直にギアチェンジして、「宇宙人と闘う少年達」モードにならないとダメなの? よくわからないよ。
無頼 まったく外している部分は無いんだけどねぇ。新キャラの導入も(キャラの個性を感じないけど)スムーズだし、ストーリー的にも無難だし。
 しかしなんら魅力を感じないのはなぜなのだろう? やっぱキャラに魅力がないからかな。特に主人公。
ハンター ギリギリの割には絵が丁寧。
 時間がそれほどあるわけじゃないのに呑気にダメ作戦を実行している、というのが今までの緊張感ある展開を台無しにしている感がなきにしもあらず。レオリオの作戦がやっぱヘボいのも、前回で「実はレオリオヘボじゃない」みたいな展開をしていただけに、しっくりこないし。
 すでに本線化しているクラピカ話は緊張感があって良い感じだけど、主人公サイドの話が今のところ魅力が薄い。
さとふ正直「読みたくないなぁ」と思いながら読み始めたのだが(だって今まで本当につまらなかったから)。悲しいことにそこそこ面白かった。ま、「エレベーター」はオチが落ちてなくてつまんかなったけど、それ以外は昔よりオチに気を配れるようになってきているよね。
 見た目の小ネタの多さにはうんざりするけど、こういう笑いが好きな人もいるんだろうしね(「森脇健二ファンクラブ」とか「月刊マルシア」とか。こういうの嫌いだけど、「いちゃいちゃパラダイス」で受けていた人が多いのをみると、見た目で笑える人って結構多いんだなと思った。
 今週の「おかま道」も同じ路線だよね)。何があっても連載にはなって欲しくないけど、前より随分良くなってきているのは確かだと思う。
テンテンテンテンの性格の悪さ、どうしようもなさが存分に出ていてよかったのでは。テンポも良かったし。
次週読み切りって赤マルのやつでしょ? 全然期待できないよなぁ。それと次週予告に無頼の絵が出ている、ということはそこそこ人気あるってことなのかな。