Jumper's high!! 14号 |
今週の急上昇 | マンキン。思ってたより面白くなりそう。 |
今週の急降下 | 笛。『つまらない』というのとは違うんだけど。 |
全体 | 毎度おなじみ打ち切りラッシュ直後の乱高下順位。この順位は信じてはいけません。ついでにハンターがぎりぎり印刷の指定席にいるので(ぎりぎり印刷は最後尾にまわされるわけではない)乱高下の上にハンター入れ替わり(ルーキーズ?)があり、順位はめちゃくちゃ(笑) |
封神 | ラストに向かってきちんと盛り上がる、というのはジャンプではなかなか見ることのできないものですが、「ラストに向かってスパート!」感がただようだけで、マンガというのは面白くなるもんなんです。 今までの話にけりを付けつつ位相を変えてのクライマックス編に突入、というわけでとても良い感じでしたね。来週へのヒキもこのマンガらしさを出しつつもちゃんとひいているし。 |
テニ王 | なんだかこの試合、妙に盛り上がってますね。すでに一般スポーツマンがである、ということを捨てているようですので、「はったりスポーツマンガ」(キャプ翼系)だと思って読むようにしました。 必殺技の応酬、キメぜりふ、ドラマティックぶったコマ割。ま、これはこれでいいよね。今回は描いてて楽しかったんでしょう。のびのびしてますね。 ついでに、脇役主役の回なのに、ちゃんと主人公へ気を使っていて、マンガ全体の流れにも配慮しているようなので、良い感じ。もう笑いながら読むしかないでしょう、このマンガは。 |
ワンピ | 細〜か〜いこぉとは気にせずに〜(←リズムに乗りつつ)行くしかないですね〜。肺に吸い込んだロウ(霧)はどうしたって? 全身やけどで死ぬって何? あたりに充満しているはずのロウ(気体)はどうなっているって? そうさこの世界ではロウは気体にならないのさ。だから回りも燃えないさ。髪の毛だって燃えないのさ〜。 そんなことよりゾロの刀が燃えてるってことは、刀にロウがたっぷりとついているんだろう? 切れるかい、んなもんで! と、ロウ関連のつっこみはここままでにして、ストーリーですが、かなり面白かったです。ま、巨人がらみはここで一応クライマックスなわけですから、畳みかけるように盛り上げているので、それはそれで面白かったです。クライマックスぐらい盛り上がってくれないとね。 ま、物議をかもしだすであろう「かん」ですけどねー。ストーリー上はムダですよね。グッとヒキがあってさー、ウケが「かん」じゃ弱すぎ。しかし、キャラを立てることには成功しているので、何とも言い難いところがあります。ま、同じシーンを冨樫が書いたら相当面白くなるんだろうな、と思ったのも事実だけど(こういうの得意だからね、王子は)。次週からようやくバロックワークス編まとめ。ながかった。ついでに表紙連載は短いなら面白そうなネタです。短いならね。 |
ナルト | 雰囲気で読めば面白いんだよ。細かくつっこんだり、セリフの意味を考えたりしたらいけないんだよね。わかってるんだけど。 しかしつっこむのだ。性分だからしかたがない。 ナルトは忍者になりたてなので、忍者として最低限必要なチャクラ練りを練習して当然なんだよね? よくわからないけど、誰かのためにじゃないとやらないようなことなのか? そして誰かが感動しちゃうような、そんなこと? あと、私が拗ねてる子供なら「君よりつらい過去を持っている……」とか言われて慰められたら嫌だけど! 不幸自慢じゃないんだからさ。 このシーン、けっこう好いシーンになると思うんだけど、「君より」がどうも引っかかる。「君より」がなくて「ホント言うとつらい過去を……」でいいじゃん。比較すんなよ。 全体的には良い話でした。だから、言葉の使い方をどうにかしてもらえないものなのか。編集者! チェックしてよー! |
たけし | 掲示板で下ネタだということはわかっていたので、今回はパスかな、と思っていたのだが、やっぱ独創性を感じたので良かった。エロじゃないのが多々入っているのが統一感をなくしてて嫌な感じだけど、馬鹿まっしぐらで勢いがありましたね。たけしの負け方にも意外性があったし。ネタ自体は好きじゃないが、これはこれで評価が出来ると思う。 |
ライパク |
この世界ってファンタジーなんだよね。外人だらけでさ、みんな日本語しゃべってて。 ストーリー自体は出だしによくある話。今後の展開次第、というところ。 |
釣りピン(仮) | ためになるワンポイントも入っているし、ドラえもんキャラと主人公が仲悪いというのもそこそこ珍しいし、敵が強くて自分の考えを持っているし(人間だったら、闘った後味方になるタイプだよね)、捕まった後どう展開するかがまだ一応読めないし(連載始まったばっかだからね。しばらくするとパターンが読めるようになると思う)、あれかな、やっぱ褒めたら見識を疑われちゃうのかな。まぁいいや。 私は嫌いじゃありません。いずれ絶対飽きると思うけど、別にまだ飽きてないし。主人公が成長型だから、能力があふれまくっている主人公の話よりは面白いと思う。別に好きじゃないけどね。 |
ルーキーズ | うぉう。面白いです。やっぱ野球はいいよね、「間」があるスポーツだから、マンガにしやすいし、テレビで解説もしやすいんだよ。だから日本人は野球好きなんだよ。サッカーは「間」がないさ。 |
ヒカ碁 | この展開なら負けても大丈夫だな。「緒方は気づいたがアキラは気づかない」というのは、うまい「ひっかかりポイント」の作り方だよね。 佐為があたふたしていたせいで、「悪手が好手に」という展開がうまく見せれたし。意外性を出すためには、コマのリズムが大事。「悪手」→「好手」だと意外性が出ないので、カウント稼ぎの「あたふた」を入れているのでしょう。うまい。 |
三獣士 | これ連載第二回なんだろー! ガンガン勢い良くストーリーを進めなきゃいけない時期じゃん。なんで、長期連載みたいな一話完結話がここにはいっちゃうんだよ。悟空の性格付けなんてそこまで大事じゃないんだよ。もっと勢い良くいこうよー! |
マンキン | かなりギリギリの線なんだけどね(ジャンプ化現象ギリギリ)、マンキンらしい味が出ていて、良かったと思う。ジャンプらしいわざとらしさのなかにも、今回はどうにか個性が見えたし。今のままの緩急あるキャラの使い方だったら、武井らしさは出るだろうしね。 |
プールシューター | ま、読み切りとしてはつまんなくはなかったけど、また主人公が強いスポーツ物? もういいよ。 きっちりした話だったのは確かだけど、良くある話だよね。火サスみたいなもんか。良くある話でまとまっていて、とりあえず二時間見れるかな、という感じ。そういうのって悪役とか敵を倒す目的とかがはっきりしてるんだよ。パターン通りでさ。 絶対に連載は止めてください。連載にするなら、この「浅さ」をなくしてください。 |
笛 | ええと、普通だったら塩見謙介の話は少なくとも10週は前からするよね。そして盛り上げるよね。本当だったら始めっからやってなきゃダメだよね。それが普通だよね。 サン太もさ、普通だったら投入されてから何回かはストーリーの焦点が当たって、「ポチに対抗心燃やしながらも力不足な俺ってくやしい……!」みたいな話がさ、もうちょっと読者に分かる形で見えてさ、それでこそ、偶然のゴールが生きるものじゃない? あとさ、「怪我で姑息なマネ」とかさ、たつぼんに解説されるんじゃなくてさ、その場でわかってなきゃ意味がないんじゃない? シゲの怪我はさ、初めから分かってた割にさ、ほとんど焦点が当たってなくてさ、いまさらちょこっと解説されてもさ、リアルじゃないんだよ。 週刊連載で大変なのはわかるさ。しかも協力者がいるぐらいなんだから、それほどサッカーのこともわかってないんだろうよ。でもね、もっとやりようはあったと思う。 ここで翼に対して偶然勝った、ということは「翼とは力の差があるわけじゃない」という状況づくりなんだろうけど、それを生かすことはできるのかな。かなり疑問。 |
遊戯 | ばかばかしいほどに盛り上がってますねー。これはこういうマンガなので、良いのでは。ただ、本当に自殺しちゃう、というのは少しマンガのトーンとずれてる気がするけど。 |
石海 | ジョジョシリーズ、全編通しての主役は承太郎? 話自体は盛り上がっていて面白いんだけどさ、作者が特定のキャラに強く思い入れをしてるのって、引くよね。結構。 |
こち亀 | こち亀らしい勢いがあって、オチもきちんとしていて良かった。ただ、なぜ日本代表が一人だけで他の国がチームなのかがよく分からなかった。このルールの理不尽さは夢オチへの伏線に違いない、と思っていたのだが、そうじゃなくてびっくりした。 |
ハンター | 盛り上がってます。主人公が誰なのか忘れるぐらい。 今の展開、とてもいいんだけど、でっ歯の耳がいいキャラが万能解説者なのがマイナスポイント。 |
無頼 | 話も発想も悪くはない。ただ、なんでロミオがナチュラルに大物なのかがまったく理解できない。「主人公が大物」というのはかなりマンガとして難しく、読者を納得させるのは結構難しい。今のところ、登場人物は納得しているようだが、私は納得できない。だから「いつのまにかロミオのために演奏していた!」とか言われてもねぇ。 |
アイズ |
まぁ、まったりとしていていいんじゃないでしょうか。 「ホントに好きになっちゃいそうだから……」は桂としては大ヒットなセリフなんでしょうね。ま、うまいわな。アプローチしてるけど自分は傷つかないぜ! って感じが良く出ているセルフだよ、うん。 |
来週 | テンテンの表紙は見たくない……。 |