私はなぜかエロゲのネタに萌えごころをそそられてしまうことが多いのです。
 たとえば、なんらかの理由である時間帯の記憶を覚えていられない受け。それを攻めに気づかれてしまい、定期的においたをされてしまうという話(やってないから間違っているかもしれません)があるわけです。もしこれを八半でやったらかなり煮詰まったダークシリアス話になりそう♪ 梧半でやったらいっそのこと梧桐さんを短期記憶喪失にして―――と萌えが広がります。



 午後1時から4時までの三時間のできごとを覚えていることができない半屋。しかたなくいつも同じ場所(資材置き場)で人に会わないように過ごしてる。ほとんどの人が半屋を恐れ、その場所には近寄らない。しかし半屋を恐れていない八樹は、半屋のその秘密に気づいてしまう。そして八樹は半屋を自分の自由にしようと思いつく。繰り返される陵辱。体は八樹を覚えているのに、半屋はなにも気づかない。リスクのない玩具を手に入れたはずだったのに、徐々に八樹の苛立ちはつのり、ついに―――



  みたいな感じで! 気づかない半屋ってどうよって感じですが、そこはへぼん、細かいことはムシムシです。いや、実際書くとしたらなんか適当な理由をつけてごまかしますが(笑)
 梧半だったら梧桐さん記憶喪失で半屋誘いですね。たとえばこんな感じ。



 幼い頃、道場で性的虐待にあっていた半屋は、精通の時からその時に梧桐を思い浮かべてしまう自分を抑えることができないでいた。そんなとき、梧桐が夜十時から十一時までの一時間の出来事を覚えていることができないという、伊織しかしらない秘密を、偶然知ってしまう。手練手管を使い、梧桐と結ばれた半屋。そんな虚しい行為はやめなくてはならないと思いながらも梧桐の家に向かってしまう。一方梧桐は部屋に残る半屋の気配、半屋の煙草の香りやわずかなぬくもりに気づき始めていた。そんなある日、半屋は修学旅行で行った韓国のまま時を戻していない時計をして梧桐の家に向かう。そして―――


 って感じでしょうか。ちょっと手練手管を使って受けているとか精通とかの半屋がとんでもなさすぎですけど(笑)
 なんかどっちのネタも微妙にとんでもないのは、元ネタの設定がエロに直結しているからでしょうか(笑) あと、やっぱり原作ネタをつけるとへぼくなりますね。でもやっぱりこじつけたいんですよ。半屋がいつもあの場所にいるのは短期記憶喪失だからなの!(←おい)

 エロ直結ネタでもう一本。主人公は珍しく青木です。しかしへぼ心を乗せるために受けは半屋です。では行きましょう。

 
 青木は道ばたで催眠術用のペンダントと詳しい解説書を拾った。これがうまくいけば梧桐さんに無理難題を言われなくてすむかもしれない。青木は催眠術の猛特訓をした。いきなり梧桐さんに試すのは怖いので、まずは手近なクリフに術をかける。とろんと目をつぶり、うつろな返事をするクリフ。かかった。青木は内心狂喜乱舞だった。何を命令しようかと悩んでいる時、「キョーコちゃん…」とつぶやいたクリフがいきなり青木に襲いかかってきた!あわてる青木。しかし「まゆりちゃん…」クリフはつぶやきながら青木を押し倒す!必死に逃げ出す青木。ほとんどパニックになりながらもどうにか催眠術を解く。「あれえ?」などと間抜けなことを言っているクリフ。「なんかいまカコちゃんがここにいたような気がしたけど。あれ、さきちゃんだったかな?」混乱しているクリフを置いて青木は安全な場所へ逃げた。とりあえず催眠術がかかることはわかった。しかしどうもかけかたを間違えたらしい。もう少し経験をつまないと梧桐に術をかけることはできない。そんなとき半屋が通りかかった。そうだ半屋さんにかけてみよう。半屋さんなら怖いけどひどいことにはならない気がする。術をかけると、半屋も簡単にうつろになった。半屋さんが術にかかった。これなら梧桐さんもいけるかもしれない!喜ぶ青木。しかし、半屋の様子がどこかおかしい。少しずつ顔が紅潮してゆき、目も潤んできた。それよりもなによりもなんだか妙に色っぽい。「…っ…くそっ」つぶやく言葉は物騒だったが、青木でさえ不埒な妄想をしてしまいそうな色っぽさだった。青木はあわてて術を解き、急いでその場を逃げ出した。一体なんだったのだろう。クリフといい半屋といい術にはかかったもののおかしくなってしまった。怖くて逃げ出してしまったために、思い通りに命令できるのかもわからない。そこにクリフが通りかかった。「速太くん、それどうしたの?」青木の手にあるペンダントをみてクリフが尋ねる。正直な青木はそれが催眠術用のペンダントだと言い、さっきクリフに術をかけたことを謝った。「ボク催眠術なんかにかかってないよ」意外なことを言い出すクリフ。クリフはさっき今まで関係をもった女性のなかの最高の女性と、まさに交渉をもつ寸前のような感覚を受けたという。「ボク、聴いたことあるよ。催淫術っていうのがあるって」クリフの説明によると催淫術とは、術にかかった人間を最高に淫らな気持ちにさせるもので、相手が女性なら言いなりにすることができるというナイスな術だということだった。ただもし男性相手にかけると、淫らな気持ちが高まって、襲われてしまうことになる。「で、でも…半屋さんが…」「え、半屋くんにかけたの?チャレンジャーだね速太くん」青木はクリフに半屋がおかしくなってしまったことを伝えた。「できてるね」クリフは断言した。「え?」「だからセージと半屋くんだよ。あの二人って怪しいなと思ったことない?」「え、じゃあ…」「半屋くん女の子とも結構してると思うけど、セージの方がいいなんて変わってるよね」そこへ盗聴セットを手にした梧桐登場。「ご、梧桐さん…」「良かったね。半屋くんセージがいいんだって」「当たり前だ」そう言いながら梧桐は青木に視線を投げる。察しのよい青木は、梧桐が何のためにここにきたかを理解した。「梧桐さんこれ使ってください」「仕方がない。もらっておこう。誰に使うかな〜」そう言うと梧桐は去っていった。「半屋くんだろうね」「半屋さんもかわいそうに…」青木とクリフはため息をついた。


 さて。妙に気合いが入った長さでしたが、これは小ネタなせいですね。大ネタはどどんと書けばすみますが、小ネタはきちんとかかないとどうしようもない(笑) 催淫術ってなんだよ、って感じですが、まぁエロゲですから(笑) 実際はカードゲームに勝てば相手のおねーちゃんが催淫術にかかってメロメロというゲームらしいんですけど、明稜でやるなら青木ネタでしょう! どうやっても術にかからない半屋相手に、あの手この手でせめては失敗する八半とかでもおもしろそうですけど(笑)

 この機会にエロゲから発想したネタを一挙放出する予定なので、今回はこのへんで。ここらで切っとかないと、あまりに長くなる可能性が(笑)
 ちなみに初めのネタは「仄かに視える絶望のmemento」(本当は3時間ごとに記憶できる時間と記憶できない時間がやってくるらしい…←今調べました(笑) 超輪姦ものという評判なのでご注意を)次のは「催淫術2」(有名・おもしろゲームではありません)です。なんでそんな話を知っているのかといえば、元々エロゲ好きだった(笑)というのもあるのですが、良く読むゲームづくり系雑誌(非18禁。というかテックウィン)になぜか体験版とか記事とかがあるからです。エロゲって興味あるけどはずかしくって買えないわ〜という方はテックウィンから初めてみてはどうでしょうか(笑)



  
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