てにぷり




 アニメというもの自体見慣れていない人間に、いきなりパンチが強すぎるこの回。なぜこれから見てしまったのだろうという感じですが、逆にこれを見れれば後は大丈夫でしょう(笑) 何個か見た今となって考えると、これから見始めてラッキーだったかもしれません。

 しかし、なぜプリキャラがSD化?! なぜみんなで敵を倒す?! いくら女性向けメインとはいえ、一応小学校男子もみるアニメなのでは?! と、しばらく目を点にしたまま開いていました(笑) しかしそうは言っても敵役は観月。やっぱりそれは嬉しいので、目が点ながらもウキウキと見てしまいました(笑) 噂通り観月役の声優さんは上手いですね。なんで観月さんが操っている怪獣がテニス歴二年怪獣(堀尾)なのかはわかりませんでしたが。どうせなら巨大アヒルとかにしてくれたらよかったのに(笑) 

 そんなこんなで見ながら、しばらくして、これは動く同人誌なのだと思えばいいのだと悟りました。そのスタンスで見ることにしました。そう思えば、楽しいものです。

 第二話の白雪姫は動く同人誌にしてもどうかと思う内容でしたが(オチは好きでした)そんなことより問題は第三話!


 ベンチに座って「あるばむ」をめくる天才。「あるばむ」の中身は………「ぼくの弟ゆーた」    「みづきをやっつけた」(←「弟が世話になったね………」のシーン) ルド(?)でのゆーたの着替えシーン(なぜか後ろに天才サマ。そしてタイトルはゆーたとボク

 ………というか、いいの?! こんなに萌ネタを!! そして観月の写真に×をつける天才。 すばらしい! 

 天才の一人ラブラブタイムを邪魔して始まった不二VSリョーマ戦。この試合もテンポ良く、パロディ多めで楽しめました。というか燕返しがとんでもない(笑) 天才に打ちのめされ、泣きながら走ってゆくリョーマ。それを止めるのは当然桃ですか。やはり同人誌ですね(笑)

 続くシーン。人々が部活に出ないリョーマを心配する中(桃レギュラー落ちの回のパロですね)相変わらず「あるばむ」に見入って一人ラブラブタイム続行中の天才サマ。ちなみにここで×をつけているのはリョーマの写真なので、普通に見た人(というか小学生少年)は「なんか黒い人が昨日対戦した相手を恨んで写真に×をつけている」ように見るのでしょうが、実はさりげなくその写真の隣はゆうたがリョーマに負けたシーン。つまりゆうたの敵を取って×をつけたのか、単にゆうたに害をなすヤローに×をつけているのかどちらかという……… 黒いよ、兄さん。すばらしいよ、動く同人誌!

 このアルバム、次はジローで、その次はサエさんなんでしょうね………いや、サエさんはゆうたに負けてくれたからいいのか。なんにせよジローが×なのは確実(笑)

 その後の不二VSリョーマの再戦もおもしろいし、泣いていたことを桃に指摘されて「ひどいやっ!」と走り去るリョーマも(これも桃リョでしょうから、逆カプですが)萌えですし、この第三話はかなり同人満足レベルは高かったです。いや、別に同人視点じゃなくても、正直、第三話だけなら一般でも許せるレベルでしょう。原作ネタのパロディだらけだし。断ち切る!とか天才ポーズとかね(笑)
 あとは最後の萌えとして、観月さんのゴージャスお目覚めシーンまであり、観月ファン・周裕・桃リョ・不二リョなんかの人ならお祭り的に楽しめる回だろうと思いました。