SQ8月号感想

さて。 何を言っていいのか正直混乱中な佐倉くれあですこんにちは。

ええと、とりあえず一番言いたいことは兄貴は弟の手のつかみ方が変すぎるだろ!っていうことですね。

ちなみにこれ↓(拡大バージョン)

この画像は引用したものであり、著作権は許斐先生・集英社他関係各位にあります。

なんか握手っていう次元じゃなくて、「裕太の手が触りたいんだボクは」的へんてこさがにじみ出てる握り方にみえませんか?
裕太が普通に手を差し出してるところを包み込むように(?)握りしめているように見えるんですが、なぜそんなことになったのか問いつめたい握り方です。
裕太は普通の握手ポジに立っているんですが、周助の方は妙に近づいてますしね。
謎が謎を呼ぶというか、じっくり見ると見応えのあるというか妄想が妄想を呼ぶ握手でした。

あ、あと真田が幸村のバンダナを焦がした(!)ところの「今の見えた…か?」「…いや」のやりとりなんですが、そのコマあたりに描かれているキャラでこの口調で話しそうなキャラが不二兄弟しか存在してません(裕太の頭が切れてるけど)。
特に近辺に「………いや」で答えるキャラがいないので、勝手に不二兄弟だと思うことにします。

だとしたら「今の見えた…か?(オレは無理だったけど☆兄貴☆だったら見えたかも)」と「…いや(せっかく裕太が聞いてくれたのに見えなかったくやしいや)」な組み合わせなので、かなり萌えますね♪

あとは真田VS幸村戦をやたら真剣に見ている(乗り出してみてたり、のけぞり気味だったり)する裕太がとても可愛いです。

とまあ萌えポイントはかなり楽しめましたけど、そろそろ本題に入らないといけないわけです。
で、本題というかまあ、不二兄弟の試合はなんと前後も会話も試合シーンも一切なしの一コマで済まされてしまい、まさかの最短コマ試合になってしまいました(微涙)。

5月からどんな試合になるかものすごーーーーく想像しまくってたので、正直肩すかし的感覚はあるのですが、実はその萌え萌え想像と同時に「もしこの想像通りになったらダメじゃね?」とも思い続けてたわけですよ。

なんというか、例えば遙か昔、不二VS手塚が闘ったらしき描写があったのですが、「いまちょっと本気だったね」とかいうスカしたセリフだけで内容はなかったわけです。
あれは試合描写がないからいいんですよね。試合描写があったらその瞬間になにか(特に不二のレベル)が規定されてしまうわけです。

まあそんな感じで、今回もし試合シーンがあったら、「周助の裕太に対する想い」が規定されてしまう気がしてたわけです。

なんというかこの試合はシュレーディンガーの猫的なもの(?)で、表に出た途端ある一点に決まってしまうけれど、表に出さなければ多重的構造が両立しうるようなものな気がします。

つまり描写がなければ「裕太のことをものすごーく好きでラブが止まらない不二周助」と「テニスが強くてかっこいい不二先輩」は両立しえるんですが、描写があるとどっちか一つになってしまう気がするんですよね(そして多分それは裕太大好きvの方だと思います(←妄想))。

そして「裕太(ごとき)に本気を出してプレーする不二周助」と「かっこいい不二先輩」も描写がなければ両立しうるんですが、ちょっとでも描写があったら両立は無理なわけです。
裕太に対してかっこつけてるような人が、同じ裕太相手にかっこつけたまま本気出すというのは不可能ですが、描写がなけりゃギリギリ両立できるんですよね。

まあ実際は「本気出したと裕太は思ってるけど、実際周助は本気は出していなかった(本気出したらすぐ終わっちゃってもったいないし)。でも裕太と試合できて大満足(そして裕太から見たら超かっこいい)」って感じに見えるので、二人とも幸せでよかったねって感じです。

裕太勧誘シーンが二回描かれたり、とてもクローズアップされていた不二兄弟ですが、試合はあっさり終わったので、もしかして負けチームと勝ちチームに分かれた時に新たな展開があるのでは?!っていうかもしかして来月フォローがなんかあるんじゃ?!(跡部様のショータイムなので多分それはない)などと思っているポジティブな佐倉です。
っていうか今のところ負けチームの方が動かし易そうなキャラが揃ってるんですよね。真田覚醒フラグもあるしちょっと期待。