声優モノというか、キャラものというのには縁がないジャンルにしかはまったことがなかったので、こういうのを聞くのは初めてです。というわけで、まずは初心者に優しいというか、ネタとして聞ける上に曲も良いという評判の(しかも自分の好きなルドルフの)このCDから聞くことにしました。
■曲:
かなりいいですね! なんというかB'zの曲をカラオケでものすごく練習して歌っている感じ。カラオケチックな生真面目な音の取り方に好感が持てます。メロディもよくこんないいメロディもらえたね、キサヤナ!よかったね、おめでとう!とつい言ってしまいたくなるレベルでいいですよ。なんというかルドには母性愛(?)が働いているので、良かったね〜と言ってあげたい感じです(笑)
歌詞もダブルスの時の状況を適度にごまかして一般化したもので、メジャーでも通用しそうな歌詞です。たぶんタイトルが出なければカラオケで歌ってもオタクソングだとばれないでしょう(たぶんタイトルに「テニスの王子様」って入っちゃうだろうからな〜)。というか、カラオケで歌いたいよ、これ!
途中のだーねのラップもかなりよし。テニプリキャラの中でラップに向くキャラを考えたとして、トップは柳沢で決まりでしょう。伊武のぼやきは音楽に乗りにくいし、乾のは内容が大事なんであって、重い。その点、柳沢のだーねはガアガア明るく、音楽に乗せやすい。昔流行った「だよね」にも似てるし(笑) とてもナイス着眼点で、ほんとキャラを活かしてもらってよかったねと言ってあげたい。
■ボイスメッセージ:
キサヤナVS樺地・荒井のダブルス対決。
キャラに対して深く語っても、目覚ましボイスなどを入れても厳しいという逆境を見事なギャグで切り返した逸品ドラマです。キャラの出番が少なくて、一人二役しなくてはならない、というスタンスではなく、一人二役してるんだぜラッキーというスタンスに立った逆転の発想がすばらしいっす。ちゃんと自分たちで脚本考えてきたというところもナイスです。しかもかなり面白いし!!
しかも樺地というお笑いキャラ(?)を担当していたのがよりラッキーでしたね。個人的にはテニプリキャラの中で木更津が一番美形度が高いと思うのですが(好みかどうかは置いといて)その木更津がなんとあの樺地と同じ声とは(笑)
とにかく出来がいいCDで、キサヤナファンじゃなくても、テニプリ好きなら楽しめること請け合いなので、まだ聞いたことのない人にはぜひ聞いて頂きたいところです。