不二について適当にかたる

 さて、原作すべてを通しての不二周助さんの立ち位置を重要度順に並べると、

1.技の人
2.味方内敵の人
3.主人公的ポジションの人

 という感じだったでしょうか。

 テニスの王子様といえば「技」ですが、その代表格といえばやっぱり周助さんだと思います。越前もすごいけどね。キャラプリの紹介を見て、やっぱりこれが最重要項目なのかなと。なんだろうテニスの華やかさを担ってた感じ?

 自分がもし小学生男子だったとして、純粋にあこがれて技を真似するなら周助さんかな、と思います。でも実際は「手塚ゾーン!」とか叫んでそうな気がします。だって周助さんの技は叫べないからな〜。
 実際、作品中でも周助さんの新技開発というイベントは使いやすかったんじゃないかと思います。いつもいつも、「どんなの?!」とか「うわーすごい」とか思いましたしね。

 で、試合以外の部分では結構「味方内敵な人」という感じだったと思います。ええとね、みんなが盛り上がってる時とかに一人だけ別の角度から話をする人と言えばいいんでしょうか。完全に仲間じゃない感じ? この役目は結構大きかったかな、と。

 特に前半ですね。前半は「元敵だけどちょっと味方っぽい他校の人たち」(跡部とか)が普通の敵だったので、周助さんの味方内敵っぽさはかなり重要だったと思います。
 そういえばなんとなく、後半になるにつれ、この役割から3の「主人公的ポジション」に変わっていったような気がしていたのですが、もしかしたらそれは他校の出番が増えたからという要因もあるのかもしれません。

 さてさて、で、私のひいき目なのかもしれませんが、後半になると周助さんはかなり主人公っぽくなってたと思うんですよ。
 内面がしっかり描かれている上に、挫折したり乗り越えたりと着実に成長してましたし、その成長に合わせたストーリー展開になっていましたし、周助さん専用ヒロインが何度も応援に来たりしてましたし(←おい)

 最後のは置いといて(まあでも役回り的にはそうとしかいいようがないですけど(笑))、でもやっぱり周助さんの成長は結構しっかりやってたと思うんですよね。成長のスパンも長かったですし。(もちろん個人的には裕太が周助さんの元に戻ってから周助さんの人間的成長が始まったのがめっちゃ萌えです)

 他にも成長してるキャラはいるんですけど、周助さんの成長は一貫してたかなーと。っていうか正直、越前が強すぎて成長という役割が担えなくなってた分、色々とマイナスがあって成長の余地があった周助さんにきてたのかなと思います。
 もちろん、主人公は越前で、それはずっと変わっていなかったわけですが(っていうか越前が強いというのが大事な漫画ですし)、それとは別にストーリー進行上に必要な主人公成分?をいろんなキャラで分配していたのかもしれません。そういえば本来主人公に必要なはずの人付き合い担当は桃城だった気がします。

 何が言いたいんだか自分でもだんだんわからなくなってきましたが、とにかく周助さんはキャラとして超重要だった気がする!とわけのわからない主張をして終わりたいと思います。 うん。そうだ。それが言いたかっただけだったのでした(笑)