7月号感想

さてさて。前回ペア組み最後のところで周助さんが裕太を誘っていたように見えた周裕ペア。
今回ページをめくってみると、リョーマと桃城がじゃれあってるうしろ(つまりペア組み直後)にちゃっかり勧誘中の周裕が映りこんでいました。

ここから推測されることは
1.先生的に「周助が裕太を誘ったのだ」ということを強調したい
2.周助は裕太と組めてとんでもなく幸せだということを強調したい
3.周助は初めから最後まで裕太を誘い続けた結果、時間切れでどうにか組めた

のどれかだと思うわけです。
佐倉的にはなんか間抜けな3を推したいのですが、先生は組んだ時間とか気にしてないと思うので、多分1か2というか、1と2の両方だと思います。同じポーズで極上笑顔ですしね。
周助さんがあのポーズと笑顔のままずっと勧誘し続けて、最後に裕太が呆れて汗出した………っていうのもとてもお間抜けで最高なんですけどね。
組んでるシーンを強調してるのは多分周裕だけなので、なんかすごくやる気を感じますね♪

そんな周裕ペアの他に色んなペアの組み方が紹介されています。
一番の面白行動は乾なわけですが、乾が海堂をぼけっと見ている間、観月さんは乾とはまったく別方向を探してるんですよね。つまり、観月さんは乾を捜してゲットしたわけじゃなく、余ってた乾を逃さずゲットしたっていうことになります。

裕太を周助に取られた→観月は少しでも自分が有利になれる相手を捜した→乾が余った→乾が弱ってる今がチャンス!

という流れだと思いますが、それがわかるように書いてあるのが細かいな〜と思います。
ルド二人ともちゃんと書かれてるので嬉しいです♪

さて、そうやって組んだ中学生達は全員ペアで行動を始めました。
もちろん周裕ペアも一緒に試合を観戦しています。まあペア組む前から一緒に観戦してましたけどね(←ちょっと余裕の発言)

で、その試合観戦でついに周裕が久々の会話をしました!
っていうか二人で会ってるんだろうなーとか特別な関係なんだろうなーという気配はバリバリにあったのですが、原作上で会話が成立したのはものすごく久々なのです。

特別な会話っていうわけじゃなく普通に試合の解説なのですが、それでも会話したという事実が嬉しいです。かなりの萌え内容でしたしね♪
以前にも裕太が解説に向いているとかいう話は書いたような気がするのですが、まあつまり裕太は弱いので、素直に驚けるし、簡単に間違えれるわけで、それはテニス界では超貴重人材なわけです。

適当に解説ランキングをつけると裕太はF級(最低ランク。間違えて当然。発言が他人からすぐ否定される)だと思うわけです。逆に周助はSS級(最高ランク。万が一間違えたとしても他人から決して否定されない)な気がします。

で、ジャッカルの解説ランクを適当にC級ぐらいだとすると
F級裕太が発言→C級ジャッカルが解説→SS級周助がかっこつけつつ訂正 
というとても解説らしい流れになっていることがわかります。

実際の野球やサッカーの解説でもよくこういう流れはありますね。アナウンサー(競技の素人)が発言して解説者がそれを解説して、もう一人の解説者が「いやいやそれは違います」的解説をして美味しいところを持っていくっていうパターンです。

つまり裕太は解説ランクが低い分解説の起点になれるので、使い勝手がいいんじゃないかと思うわけです。兄貴も美味しいところを持っていけますしね。

残念ながら(?)新一年トリオが来たので裕太の合宿最弱の座は奪われてしまいましたが、(新一年トリオ自体はバランス良くていい感じ♪です)でもやっぱり話が繋がりやすいよねと思ういい驚きぶりでした。
その前のページで解説してる兄を見てる裕太も可愛くていい感じです。兄貴のSS級ぶりが強調されるかわいさというか真剣さでした。っていうか裕太は真剣に兄貴の話を聞きすぎです。そこが可愛いんですけどね♪

そういえば解説ランクについてつらつら考えていたら、周助さんが妙に強そうに見えるのは、解説ランクがSS級なせいかもと思いました。
基本周助さんは言いっぱなので、解説を否定されることがありません。
また、かっこつけなのでかっこいいセリフでバシっと決めることもできます。
なんか時々間違えてる気がするんですけど、でも「いやあれは………」とか否定されてはおらず、逆に周助さんが訂正することは多い気がします。

多分解説の強さランキングだったら幸村と同じぐらいじゃないでしょうか。特に今は裕太という強化兵器(←って)が付属していますので、幸村とやり合っても勝てるぐらい強い気がします。

なんだか相変わらずまとまりがないですが、今月も周裕は良かったよということで。
できれば来月の真田幸村戦等でも解説して欲しいところです。
でも来月の終わりあたりからついに対戦ですよね。周助さんも裕太もあまり気にしてる様子じゃないですが、ファンとしてはかなりドキドキしますね。