四万ヒット記念企画『へぼんのお部屋』番外



 
番外・ハニャボの不思議なダンジョン2


 へぼん企画に便乗して、ダブルパロぎみにチョコボの不思議なダンジョン2トークです。

 色々ゲームをやりましたが、ここまで明稜っぽいのは初めてで(この感じ方自体おかしいよ…)、この萌えをどうしてもわめきたくなってしまったのです。
 古いゲームですしストーリーがメインじゃないゲームなので大丈夫だとは思いますが、一応ネタバレ部分は警告の下に置いておきますね。もし始めのほうでチョコボをやりたくなったら、警告以下は読まずに速攻プレイをおすすめします(笑)

 「チョコボの〜」は不思議なダンジョンマニアにはぬるいと不評のゲームだったように思うんですが、そんなことないです。シビアすぎる不思議シリーズよりマジにのめりこみました。ま、前置きは置いといて早速始めましょう。

 チョコボはタレ目。髪はつんつんしていて、無口で(つーかしゃべれないだけかも(笑))行動で感情を表すタイプです。ついでにあまり複雑なことがわかりません(鳥だけに)。そしてわがまま全開で傲慢気味のお宝ハンター・モーグリに引きずり回されています。この時点で名前つけコマンドになったので、私はチョコボにはハニャボ、モーグリにはゴトーリなる名前をうっかりつけてしまいました(笑)
 あとから考えるととんでもない名前ですが「半屋っぽいけどちょっとかわいすぎるし…一応半屋じゃないってことでハニャボだな」とそのときは冷静につけたつもりでした(笑)
 さて、このハニャボとゴトーリさんが旅をしている最中、ピンク色の髪の美少女・ミユキに出会います。ミユキの本名は忘れました(笑)
 ミユキはちょっと困った状況に陥っています。そこでミユキにほんのりとした好意を感じたらしいハニャボはミユキちゃんを救うため、不思議なダンジョンへと旅立ちます。もちろん梧桐さんは「ダンジョンのお宝を手に入れるのだ!」とわめき勝手にダンジョンにもぐっています。
 …とまあネタバレなしに言えるのはここまでですが、この時点では私は「なかなかいい感じなんだけど八樹が出てこないのがなー」などとぼけたことを考えていました(笑)
 で、ネタバレに移ります。続きはこの下に。









 さてネタバレコーナーです。
 始めのダンジョンの奥深くには梧桐さん好みのでかい財宝が眠っていました。喜ぶ梧桐さん。ところが財宝はなかなかとれません。そしてそのとき、財宝のそばにはいかにもいじめてくれと誘っているような弱っちょろいモンスターがちょろちょろしていました。
 このモンスターはダンジョンに出現したモンスターではなく近くのモンスター村(実はミユキはここの出身で、ある時から急に『人間だ』ということで迫害されるようになってしまっていたのです。それがさっき書いたミユキの困った状況)に住むモンスターで、あまりにいじめてちゃんな性格だったので、みんなにいじめられているモンスターだったのです。
 そのタイプのいじめてちゃんを放っとく梧桐さんではなく「そんなんだからダメなんだ。やーいやーい」といった感じでいじめます。(ちなみに主人公であるはずのハニャボはこれを見ていません)。
 さて、なんだかんだでそのダンジョンは崩れ、世界はさらに悪化します。どうもどこかにいる誰かが世界を荒らしているらしいのですが、なかなか正体がわかりません。
 で、ミユキちゃんは実はさらに荒れ果てた未来から送られてきたらしいとか、ハニャボがおとぼけ発明家エビスを助けたりとか色々あったのちに、ついにラスボスへ続くダンジョンが開きます。
 ラストダンジョンになってようやく梧桐さんがハニャボと一緒に行動してくれます。これまでの冒険でレベルアップし、鍛えに鍛えた武器を装備したハニャボより梧桐さんの打撃力のほうが強いのも、らしい感じでいい感じです(笑)
 ちなみに梧桐さんは普段ハニャボを先行させ、助けて欲しいときに助けてくれず、倒してほしくない敵を倒してしまうはた迷惑ぶりを発揮します(笑)
 なんべんもなんべんも死にながらギリギリの状態でようやくたどり着いたラスボスはなんと! 梧桐さんがいじめていたあのモンスターのなれの果ての姿だったのです。
 梧桐さんにいじめられたモンスター(まだ名前付け場面ではないのですが面倒なので名前をつけましょう)八樹は、それまでもいじめられていたはずなのですが、梧桐さんにからかわれたとき、「強くなりたい!!」と切に願いました。
 しかしその願いは形を変え、歪んでいってしまったのです。
 ダンジョンの宝の威力をかり、成長していく八樹。
 梧桐さんと会えない間に恨みはつのり、ダークモードに変化してしまいます。そして長い年月をかけすっかりダークになってしまった八樹は、手当たり次第に闇討ちをしまくり、そして自信を深めたのでしょう、梧桐さんのいるこの時代にタイムワープしてきたのでした。
 しかし八樹は梧桐さんに倒されます(注・本当はゴトーリ&ハニャボ連合軍です)。
 そして村に平和はもどり、梧桐さんはハニャボをミユキちゃんの元に残して静かに去っていこうとしますが、ハニャボは梧桐さんについていきます。ここでエンディング。そしてそのまま終わると思いきや!
 いきなりハニャボ&梧桐さんはミユキちゃんの村に戻ってしまいます。そう。ここからおまけモードなのです。
 そしてさっき倒したはずの八樹が改心し、ダークモード状態から脱し、ちょこんと「名前をつけてください」と言っているではありませんか。
 八樹はどうやら自分の力で強くなろうと決意し、ダンジョンで自分を鍛えることにしたらしいのです。そして新しい冒険がはじまりました。

 ね?すごいでしょ? ……私の書き方ではあまりすごさが伝わらないかもしれませんが、まったく明稜な展開を期待していなかったので意表をつかれたのでした。ハニャボ&梧桐さん&ミユキちゃんあたりはなかなか梧半っぽい展開で(ラブではないですけどね。モンスターだし(笑))それはまぁ折り込み済みだったのですが、まさか八樹の不意打ちがあるとは(笑) もともとストーリーなんて期待していなかったので、よけいびっくりでした。
 ちなみにおまけモードでは八樹一人を成長させることも、八樹とハニャボでダンジョンに潜ることもできます。なんだか満足。
 さっきまで激しい萌えがきていて、「もうこれで話書くしかないかも!」って感じだったのですが(どうやって…?)こうやってトークにしたので気持ちが収まりました。あーよかった。
 あの盛り上がりのまま書いていたら、なぞのへぼん小説ができていたことでしょう(笑)。どうも気持ちがへぼんモードに入っていたらしい(笑)

ワイヤーフレーム トップページへ