6月7日(水)
ついに出発である。なんせ海外旅行などは7年前にサイパンに行ったきり。基本的には興味がないので知識もない。飛行機に揺られて10何時間、なんとかシカゴへ到着。入国審査の常識すら知らなかったのでシドロモドロ。ついに通訳が呼ばれた。我ながら情けない。 しかし、シカゴは暑い。日本の8月くらいの気温と日差し。それが夜8時くらいまで続く。夕方だなと感じるのが9時過ぎ。まあ、そんなことはさておき、ホテルに着くとまずは準備が佳境に差し掛かっている会場を見学に。ホテルからは徒歩5分位の絶好の場所(グラント・パーク)だ。ステージはメインの大ステージと中小合わせて5ステージある。次に一行であのデルマークレーベルが経営するレコード屋「ジャズ・レコードマート」へ。古いが大きい店内にはジャズとブルースのレコード、CD、廃盤、Tシャツなどが並ぶ。雰囲気は昔渋谷にあった芽瑠璃堂が30倍くらいになったような感じだ。ここでは、既に廃盤となていたはずのジュニア・ウェルズのチーフ録音を新品で購入。ラッキー。で、一度これで解散。部屋に戻り夜のクラブ回りに備える。
ということで、この夜はまずはサウスサイドのチェッカーボードラウンジへ。はっきりいって危険地区だ。タクシーは次第に薄暗い不気味な地区へと吸い込まれていく。そこに、古臭い概観のチェッカボードラウンジがある。ドアのところでチャージを払い店内へ(シカゴでは全ての店がこのようなシステムになっている)。店内も実に荒々しい。適当に座って注文を。酒はビールしか頼めないようだった。そして、ステージを観るとヴァンス・ケリーという人が演奏。ギターも歌もこなれている。全然知らない人だけど物凄く良い。ソウルとブルースを半分くらいの割合で演奏していた。しかし、シカゴでは殆どのクラブで「ゲットー」、「エイント・ノー・サンシャイン」、「スティル・コールド・ザ・ブルース」が演奏されている。まあ、演奏も良かったが店の雰囲気もかなり気に入った。トイレには鍵がないし、ゲットー・バーとはこのようなことを言うのかなと思った。黒人のおばあさんがお洒落して来店し踊っていたりするのも凄い。この店は黒人のためにあるといっても過言ではなさそうだ。もちろん、日本人が行っても大歓迎される。
次にサウス地区の入り口に近いココ・テイラーズ・セレブリティへ。名前の通りココの店だ。新しい店らしく異常に綺麗。縦長の店内ではチャーリー・ラブの演奏。こちらもソウル風味が加味されているが、オーソドックスなブルースだ。ジャム的感じが強いステージだった。客は黒人、白人が少々といった感じ。皆座って真剣に聴いている感じが良い。まずは、満足の第一日目。6月8日(木)
フェスティバルの初日。昼の一時くらいから演奏は開始される。会場では屋台がいっぱい出ている。飲食には現金ではなく食券を購入しなければならないので、まずはそれに並ぶ。食事と飲み物を手に最初に見たのはジョンプライマー。キャリー・ベルの息子であるスティーブ・ベルの乱入など結構面白かった。 ちょっと移動して白人ブルースミュージシャン中心のステージを少しだけ観て、あまりの暑さに一度ホテルへ退散。休憩後、ルーリー・ベルのステージを観る。最初の2曲くらいまでは神懸り的演奏だと思ったが、何故か3曲目からボーカルのノリがおかしくなる。でも、ギターとかは鋭くて良かった。分裂気質がここで炸裂したか? 途中まで見てメインの大会場のへ移動し良い席を確保。大会場ではジョン・プライマー、デボラ・コールマン、リトル・ミルトンと続いて観たが、リトル・ミルトンの素晴らしさに尽きた。ステージングは尋常でない。ベテランとはこういものだと見せつけられた。そして、客席に居る黒人おばちゃんたちのときめき様といったら。夜9時半終了。その後はクラブ巡りへ。
まずは、ブルース・エトセトラへ。出演はビッグ・タイム・サラだ。小錦のような体形で、パフォーマンスもセクシーというかえげつない。しかし、歌は迫力があり良かった。客もじっくり聴いているような雰囲気があって良かった。店の周辺はちょっと危なそうな人(といってもタクシーを手引きするフリをしてチップをせがむ程度)がうろうろしていた。第一部終了とともに超安全地区にあるブルー・シカゴとその姉妹店ブルー・シカゴ・オン・クラークへ。両者は500メートル位の離れた場所にあり、片方の店にチャージを払えばもう片方にはノーチャージで入れる(手にスタンプが押されそれがパスポートになる)。最初はブルー・シカゴ。だけど出ている人は忘れた。何故なら雰囲気があまり気に入らなかったから。演奏は悪くはないが、店の雰囲気が私好みではない。基本的に音楽を聴いている人は少ない。客は98%近くが白人で、殆どが飲んで喋っているか、前のダンススペースで踊り狂っているかだ。曲も半分はダンスソウルになる。非常に熱狂的だし、こんな社交場があって然るべきだと思う反面、了見の狭い私には合致しない(私が悪いのです....と言っておかないと店からクレームが来そうだ)。しかし、ただ飲むだけ、踊るだけだったら他にも店があるような気がするが本当にブルースが好きなんだろうかあの白人達は。そんなこんなで姉妹店ブルー・シカゴ・オン・クラークへ。こちらは渋目のアーティストが演奏することになっているらしい。客はやっぱり全て白人だがじっくり聴いている人が多い。ジョニ−Bムーアという人らしいが、サイドギターに若い日本人がついていた。しっかりしたプレーでフロントマンをサポート。頑張ってもらいたい。ちょっと私情が入ったが、一般的な観光客にはブルー・シカゴ系列は絶対お勧めである。ライト感覚で安心して楽しめる。コアな人はやっぱり危険地区のクラブに行くべし。6月9日(金)
フェスティバルの2日目。まず、会場の屋台で朝昼兼用の食事を購入してビリー・ブランチのステージを見学。ビリー・ブランチは最初に「サン・オブ・ジューク」をやっただけで指揮者(?)に。会場にはビリー・ブランチが教える小学生が10人くらい出てきてブルースを合唱。かわいいことはかわいいがそんなじっくり観ている(暑いのなんの)余裕もないので、購入した極厚のシカゴピザ(こえが美味いのなんの)を食らい、ホテルへ戻り惰眠を貪る。4時にまた会場へ。90歳のホームシック・ジェイムスを観る。ベースとドラムを従えたトリオ編成。まずは、非常に不安定な演奏に会場もバックミュージシャンも冷や冷や。生き神様みたいものだから観ることが出来ただけでもラッキーだとしたい。そして、ちょっと早いが良い席を確保する為にメインステージへ。メインステージ最初は今回の旅の1つの目的であったデイトラ・ファーだ。このデイトラ・ファー、日本での人気・知名度はいまいちのようだが、自分的には自由が丘ブルースバーで一時期話題になり音源を捜し求めて聴き狂っていた時期があるのだ。そして、期待を大きく上回るパフォーマンス。来て良かったと思った。ホーン3人とオルガンを含む編成で、ソウルとブルースを交互に演奏。素晴らしい歌声。そして、なんといっても発音自体がとても綺麗だ。殆ど単語が聞き取れる。もっと注目されても良い女性ボーカリストだと思う。それにしても、シカゴにはオルガンを入れた編成が多い。ちょっと、大きな編成になると必ずオルガンが入っているといっても過言ではない。そうこうしているうちに、2番手のアーサー・アダムス。知らない人だった。これまた、ホーンとオルガンを含む編成。白のスーツに身を包みスキンヘッド。スタイルはウェストコースト系ブルースだ。初めは冷ややかに観ていた自分だが、そのパフォーマンスは時間を追うごとにヒートアップ。ステージを左右に動き回り、これでもかと言わんばかりの腕力で弾きまくり。しかし、力いっぱい押しておいて一気に退くという心憎い演出。これも素晴らしいの一言につきた。会場もスタンディングオベイションである。我大万足。そして、トリのロンスターシュートアウト(フィリップ・ウォーカー、ロング・ジョン・ハンター、ロニー・ブルックス)だが、これだけ前2組が素晴らしい演奏をするとちょっと分が悪くなる。面子は良いのだが、先のアルバムでも感じられた無駄な遊び感がここでも発露してしまいちょっとまとまりに欠けた。といっても、この組だけみればかなりの満足を得られたに違いないのだが、この日はもうお腹一杯という感じだった。
会場を後にし、クラブ巡りへ。まずはB.L.U.E.Sでジミー・ジョンソンを。これが素晴らしかった。今回の旅ではベストの演奏だと思った。都合上一番前で観たのでそのプレイをじっくり観ることが出来た。ついでに言うとサインも貰った。溜息が出るほど素晴らしい。レコードとほぼ同じクオリティで演奏できている。また、バックバンド(特にベースのスリムスラム)も素晴らしい。ちなみに、お店も良い雰囲気だ。多少狭く50人くらいしか入らないが、踊り呆けるやつも居なければ、喋りに興じるやつも少ない。客は殆ど白人だが皆ブルースが好きなんだなと感じさせる。次に行ったキングストン・マインズ(B.L.U.E.Sからは徒歩30秒)は客筋が殆ど白人なのを除くと正反対のような性格に感じる。新しく、広く、踊るスペースふんだんにあり、半分くらいはお喋りに来ているという感じだ。でも、店の雰囲気は良い。食事メニューも豊富だし、なんといってもステージが2つあり、一日のうちに2つのバンドのライブが観れるというのが嬉しい。しかも、一方の客席にはもう一方のステージを移す大モニターも設置されているので席が取れなかったからといってもう片方を全く観ることが出来ないということはないのである。この日のライブはJ.W.ウイリアムスともう1つがビリー・ブランチ。J.W.のほうはダンス大会になってしまっていたのであまり観なかった(ステイプルシンガーズとかをやっていたと思う)。ビリー・ブランチのほうは雰囲気的にじっくり聴く環境がだったのでしばらく観ていたが、ギターのカルロス・ジョンソンのプレイに感動した。そういえば、カルロス・ジョンソンは何処かで観たな?と思っていたら、先ほどまで居たB.L.U.E.Sのカウンターに居たんだった。道路を挟んで向かい側にある店同志。休憩時間にはミュージシャンは店を行き来して休んでいるようだ。ちなみに、キングストンはTシャツのデザインが良いのでお土産として購入した。お勧めです。この日も寝たのは朝だった。6月10日(土)
だんだん、時差ぼけも酷くなってきた。目覚めたら昼の4時近く。直ぐに会場へ。土曜日ということもあってか酷い混みよう。大急ぎで大会場へ突入し良い席を確保する(ここで良い席とは単に前のほうというだけではなく早い時刻に日陰になりそうな席〜それだけシカゴの日差しは怖いのだ)。一時退場は可能なので、食事を購入。この日はBBQターキーレッグだ。巨大な七面鳥の照り焼きにドロドロのバーベキューソースがかかっている濃厚なもの。最高の味。これだけで一日分の量を補えた。まずは、エディー・C・キャンベル。これまた、ホーンとオルガンを従えた編成で可もなく不可もなくといったところ。次にリトル・スモーキー・スマザース。これも、ホーンとオルガンを加えた大編成で、いきなりハービー・ハンコックのカメレオンだ。ここまで来て気づいたが、シカゴでは歳のブルースマンを除けば、ほとんどの若手はソウル/フュージョン系でありそのような若手によりブルースが演奏されているのかもしれない。特に印象もなく終わった。次はエディー・ショウ&ウルフギャングス。ハウリン・ウルフ・トリビュートという副題が冠せられていたため、ステージ端には遺族の方々が列席する。まずは、バンドでの演奏。エディーの息子であるギターのバーン・ショウのプレイは凄まじい。メタル系と聞いていたがどちらかというとラリー・コリエルのような歪んだギターだ(ギターもフルアコ)。音は凄まじいけどプレイ内容はオーソドックスにまとめる。そして、ウルフゆかりの面々が次々に登場。ヘンリー・グレイ、デトロイト・ジュニア、ヒューバート・サムリン、サム・レイなど。まとまりには欠けたが、まあフェスティバルだしいっぱい観ることが出来ただけでもラッキーだった。うーむ、観るのも3日目となると次第に観る目が厳しくなっていくのが自分でも感じられる。まずい、楽しまなくちゃ。最後にココ・テイラー。金髪のかつらとスパンコールの衣装のココは素晴らしかった。大会場を自分のペースに取り込んで行く。非常に調子が良さそうなので、また、日本に呼ぶべきだと力説したい。ここで会場を後にする。
夜は自由行動になっていたので、自力でクラブスケジュールをチェックする。まず、行っておきたかったクラブ、ローザスに向かう。店は非常に良い雰囲気だ。客は8割が白人だが、殆どは音楽を聴いている。聴いていない人はビリヤードに興じていたりといった感じだ。出演はメルビン・テイラー。超満員なのも納得できる演奏力だ。トリオ遠征で歌は少なめでギターを弾きまくる。ワウペダルを使った怪しいもの、力強いワンコードファンク、オクターブ奏法を駆使したジョージベンソン的な曲、これまた凄いギタリストだ。ブルースミュージシャンとしては売り出さないほうが良いかもしれない。もっと広い音楽性を消化できているように思う。続いて、今回の旅では2度目の訪問となるB.L.U.E.Sへビッグ・ジャック・ジョンソン&オイラーズを観に。時間が足りなく少ししか観ることが出来なかったが、凄い演奏だった。バンドは全部白人だが迫力が尋常ではない。ソウル、ファンク、オーソドックスなブルースなどなんでもグイグイ押し捲る。高カロリーなことこの上ない。ジェリーロールキングスのイメージしかもっていない人は考えを改めるべきだ。オイラーズとは良く言ったものだと思う。また、じっくりと観たい。もう何時に寝たのか覚えていない。6月11日(日)
最終日はセッションン三昧にしようと決めていた日。現地で知り合った日本人ミュージシャンを頼りに、まずは、キングストン・マインズへ。毎週日曜日の16:00〜20:00がセッションのようだ。司会進行は白人女性ザニー・マック。ハウスバンドも入っているがソウルなバンド。まずは、ハウスバンドとザニーで演奏。その後参加者にまわしていくという日本とほぼ同じ形式。参加者は全員で10人くらいだったと思うが、殆どが白人。ビギナークラスよりちょっと上の人が多かったように思う。ハープの人などはあまり上手くなかったがブルースをやろうという意思が伝わり好感が持てたが、若い白人でファッションが派手な人は、殆どがファンクかロックをやりたがるようで、ある日本人は「今日はブルースセッションなのか? フリーセッションの間違いじゃないか?」と怒りを露にしていたし、実際にステージ上でちょっともめていた。そんな状況の中、自分は自己の英語発音能力も省みず、恐れ多くもボーカル&ギターで挑戦。そこそこ受けてたようだ。ある観光客から「サウンズグッド」と言われたのが嬉しかった。あと、日本から来ていた観光客からもべた褒めされた。できれば、べた褒めしてくれた日本の人は是非日本での私のライブを観に来てもらいたいものだ。本来ならば3曲出きるらしいが私のセットは編成がでかくソロ時間が長かったので2曲で交代。時間的には満足だった。そして、この日はゲストのオンパレードで他の人のセッションも少なかったのが残念だ。その代わりプロのゲストを無料で観れた。傑作なのはルーリー・ベルがハーモニカで乱入したシーンだ。凄く下手だった。
時間が来たので、この店で知り合ったエイティーという黒人と別れを惜しんでいたら、彼も我々と同じくこれからココ・テイラーズ・セレブリティのセッションに行くという。でも、貧乏な我々は地下鉄で移動するため現地集合することとした。夜の地下鉄は危険と言われていたが夜中は別にしてそんな感じは微塵もなく、フレンドリーに話掛けて来る人が多く楽しかった(これが危険なのかな?)。この後、全く金がないにもかかわらず腹が減ったので、日本的感覚でコンビニでサンドイッチを購入し歩道で食すという暴挙にでた。一人でやったら危険な行為だが、ギターを持った東洋人4人でこれをやると逆に不気味で、この光景を観た危なそうな人が怖がって去っていった。そして、店内へ。普段は毎週日曜日の22:00からがセッションらしい。始まりが遅いせいもあってか、大体1人1曲らしい。ハウスバンドも入っている。このハウスバンドのオルガン兼ボーカリストが素晴らしいのだ。一見の価値あり。そして、この日はフェスティバル最終日ということもあってか、フェスティバル出演者も大挙して押し寄せていた。まずは、ココ・テイラーの熱唱。出演するのは知らなかったが、セッションでなんでチャージ6ドルとる(たぶん通常はセッション参加費はないと思う)のかと思っていたらこんなラッキーがあったのだ。その他、凄まじいゴスペル唱法のボーカリストが数人出て熱演。お腹一杯だ。もう、自分の演奏は結構と思ったが、いつのまにか自分の名前が呼ばれていた。なんか、故人に捧げるセッションだという話を聞いていたので、ロバートナイトホークの曲を演奏。また、観光客らしき白人から英語でべた褒めされた。ちょっと、嬉しかったが、現地ミュージシャンからはお叱りもお褒めの言葉も受けなかったので、果たして本当に良かったのかどうかは定かではない。ちなみに、ココの店のセッションはギターアンプはハウスバンドの人(ジミー・ジョンソンのサイドギターと同一人物)のアンプしかなく、しかも、そのアンプのセッティング等は弄らせたくないらしく、どうしても自分の音を出したい人は自分のを持っていくしかない。同行した某ギタリストはこの件について大分怒っていた(というのも、アンプの音はジミー・ジョンソンのサイドギタリストの“あの”音だから)。
これで、今回の全行程を終了したことになる。現地で知り合った人達と別れを惜しみつつ、再開を約束しホテルへ。嬉しさや、怒りなど複雑な気持ちが渦巻きアドレナリンは大放出。また、明くる日のチェックアウトの時間の早さ等を考慮し、眠らずに徹夜で朝を迎えることを決意。6月12日(月)・6月13日(火)
朝、アメリカでの最後の食事をとる。といってもバーガーキングだが、朝早いとあまり店も開いていない。チェックアウト後、チャーターバスでオヘア空港へ。大渋滞であったが無事に到着。そして、一路日本は成田ヘ。飛行機の中では眠り呆けようと思ったが、意外に揺れが厳しく安眠には至らず。まあ、でも無事に到着。どうでもよいことだが、シカゴを12日の昼に出たと思ったら、着いたのは13日の夕方。日付変更の問題があるからだが一日損したような気がした。冗談はさておき、「アメリカは遠くて、特にブルースの世界はとてつもなく入りにくいものだ」と思っていたのが思い過ごしであることが分かった(もちろんその道で食べていくことは非常に困難であろうが)。これだけでもかなりの収穫だ。これで、落ち着いて自分の音楽が出切る。