珍品奇人、禁断の花園、狂気の館、問答無用


『 天下御免、御意見無用のリヴィノ通信 』
◆リヴィノとは
◆リヴィノ名鑑
◆リヴィノ辞典


リヴィノとは...
 リヴィノの語源はEpiphone社のギター、CASINOとRIVIERAをくっつけたものである。これは架空の合体ではない。ガッツ山口こと私は実際にCASINOのボディーにRIVIERAのピックアップとテールピースをくっつけてみたのである。ちなみに、CASINOはドッグイヤータイプのP−90、RIVIERAはミニハンバッカータイプのピックアップであり、単純にはCASINOのボディーには着かないのである。ということで、テールピースに関しては特に工夫も何もないのだが、ピックアップをつけることに関しては、このリヴィノ通信の監督となるバッファロー古川氏から、その「くだらなく」かつ「斬新な」アイディアを聞いた時に感激すら覚えたのである。そして、それを実践してしまった。

 そして、そんな「くだらなく」かつ「斬新な」改造をしてしまった人は他にもいるのではないか、との思いから、ホームページを立ち上げ、自分の行為を公開し、同じようなことをしている人間を集められたら、お互いに有用な情報交換ができるのではないかとの思いに駆られた。

 さらに、改造等はしていなくても、その存在自体がレアであるB級コピーブランドのギターも同時にここで取り上げることとした。その真意は、コピーブランドが本家を真似るに当たり、どのようなこだわり、工夫で安くコピー製品を完成させたかを考察するためである。これは、改造をを行っていく上で我々に有益な示唆を与えてくれるに違いない。

 ということで、今後、リヴィノなギターを持っている人を「Riviner(リヴィナー)」と呼び、リヴィノな改造をしたり、リヴィノなギターを入手することを「Rivining(リヴる)」と言うことにする。

表.2000年4月1日時点でのRIVINO分類基準
分類/略号
解説
純生リヴィノ/[生] メーカー、モデルの存在自体がリヴィノなもの。無改造、珍品、ビザール(王道ではないもの)。
合体リヴィノ/[合] ギター本体を合体させたもの。
アクションリヴィノ/[ア] とにかく頭で勝負。アイディアてんこ盛り。
超リヴィノ/[超] 世界的に珍品なもの。
○金・リヴィノ/[金] 高級品(オールドギブソン、フェンダー等)に「ヤっちゃった」的改造を加えたもの。そのことことによって価値が下がったけど本人は大満足のもの。
○ビ・リヴィノ/[ビ] 原価の安いもの。
その他/[他] 上記に当てはまらないもの。

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作品
解説/分類
<No.6>HSアンダーソン ES-175モデル分類:[生]
HSアンダーソンは知る人ぞ知るB級国産コピーブランド。大元はモリダイラ。このギター非常に安かった(約7万円)。元はといえばリヴィノ家元バッファロー古川氏が某楽器店で発見し売約していたもの。どうしても欲しかった私は古川氏の大好物である国産ノンリバース・ファイアーバードが某店で売りに出ているという情報と交換に私が強引に買い取った(狡賢い奴ですオイラは)。しかし、造りはしっかりしています。現在のリイシューでは略されてしまっているボリュートも完備。また、ボディー材も薄く鳴りは抜群。期になら無い程度に音詰まりがあるのと、あとは、ナットの溝が深すぎるのと、ペグの精度が悪かったのが難点。ナットは交換しようとしたけれどギブソンとはネックの太さが異なるので、仕方なくアロンで溝を埋めました。また、ペグもオリジナルのものを使用していてねじ穴が合わず仕方なくグローバータイプを購入し新たにねじ穴をあけました。しかし、それにより現在ではステージでの使用に耐えうるものになりました。
<No.5>アクションピックアップピックギター 分類:[ア]
(以下バッファロー古川談)いかに本体を加工せずにエレクトリック化し、簡便、脱着、流用を課題に取り組んでみた。初めは黎明期の30年代に倣い、ボディーのくびれ部にP/U本体の厚さとボディートップからの弦までのクリアランスに悩み断念する(それでも一度ライブで使用)。次はギブソンマッカーティタイプに倣い、P/Gを自作し、リヴィノ式エスカッションにて固定するが前述のクリアランスの問題により、ブリッジ側の位置となる。依って音はトレブリーであるがトーンを絞りこむと少しは柔らかくなる。操作部に関しては演奏時、右肘がボリュームノブに干渉するが先の課題についてはクリアしている。今後は改良を加えて完成させたいと思う。
本体 :’91 グレコFA−95(ES−175ピックギタータイプ)
P/U :ヤマハMH−AEXV ミニプラグ増設
P/G :発砲塩化ビニール板を加工・自作
エスカッション :リヴィノ式?P?90用を加工
操作部 :100円ショップで買ったステンレス製の食品ケースにミニジャック、標準ジャック、ボリューム、トーンポット、アース線を組み込みテールピースにバンド留め(ケースごと脱着可)
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<No.4>テキサスギター! 分類:[ビ]
NOW PRINTING!
<No.3>ガッツ1号、2号 分類:[ア]
<No.2>先輩カジエラ 分類:[ア]
(以下かもneggy談)「国産RIVIERAに1966年製P-90を付けた通称「カジエラ」。ロングネックのカジノがほしかったので作っちゃいました。」。ロングネックが欲しいがため。これもアイディアですね。確かにネックが長い。ということで、全体を掲載。

 
 

<No.1>元祖リヴィノ! 分類:[ア]
 元祖にしてアクションリヴィノ。ご存知エピフォン・カジノにエピフォン・リビエラのピックアップ、テールピースを着けたもの。両者ではピックアップの形自体が異なるので簡単には着かない。そこで、エスカッションに工夫を入れたわけです。P-90タイプのプラスッチック製エスカッションを買ってきて、ミニハムで使えるように前面をくりぬきます。そして、ピックアップ高さ調整用のねじ穴をあければ完成です。こう書くと簡単ですが、実際の作業は過酷を極めます。小さく強度が高いとは言えないエスカッションを糸鋸と板ヤスリで仕上げていきます。ピックアップ角のR付けやアーチトップボディーに合わせるためのR付けも怠りません。はんだ付け、テールピース交換作業も加えて8時間。大変でした。音は独特な鳴りがします。リアは確実にパワーアップしてますし、フロントもウッディーな響きです(若干トレブリーですが)。センターはこれまた独特の鳴りがして、このギターの特徴とも言えるでしょう。P-90のようなボリューム操作による音色の変化は楽しめませんが、その代わりに安定した音が楽しめます。ちなみに、純カジノ派からは当然のことながら不評をいただいております。

リヴィノ辞典
準備中

企画・監修 : バッファロー古川
企画・製作 : ガッツ山口