光栄の歴史三部作の締めくくりとして発売されたゲームです。
そのため、システム的に練り込まれており完成度が非常に高くなっています。
時代は後漢時代末期から三国時代にかけてです。
また中国を舞台としているため、スケールも大きく戦略面も考える必要があります。
登場人物も幅広く250人以上もの武将が出てきます。
また、三国志のイメージに合うようなデータを各キャラクターが持っています。
内政面で見ると季節ごとに発生イベントがおこりランダム要素で被害を受けるという場合もあります。
外交的には、ほとんど有効なものはありませんが気休め程度のことは出来ます。
戦闘画面はHEX戦により行われます。
兵糧を奪うという要素があるため、兵力差が圧倒的に違っていても、もしも、ということがおこりえます。
武将の強さは基本的に武力のパラメーターが高い方が強いのですが、
計略に強力なものがあるため実際の使い勝手は知力を重視の傾向があります。
武将データについてはその武将が登場した時代のデータのため、
後半のシナリオでは少しおかしいと思えるところがあります。
ゲームの出来はなかなか良いでしょう。
点数 80