この作品は半ノベル形式になっています。
そして、プレイヤーは1998年の11/30から1999年の春頃までの期間を操作していきます。
ゲームのジャンルは、恋愛物のアドベンチャーゲームです。
グラフィックは、普通のレベルだと思います。
音楽はCDからなっており、音声はついてきません。
操作性については使いやすい部類であり、文字の早送りや
セーブファイルが30個まであるなど、システム面も結構良い物となっています。
ただ、ノベル的な要素が強いにも関わらずシナリオの回想モードがないため少々不便な感じもあります。
キャラクターについてはどのキャラクターもきちんと設定がされているように思います。
シナリオについてはクリスマス前後で大きく前半と後半に区切られています。
シナリオの質についてはかなり高い物だと感じました。
総合的な出来はかなりすばらしいと思いますが、難解な部分があるため、
人によってはいまいちわからないゲームだと思ってしまうかもしれません。
ただし、その難解さをそれなりに消化する、またはシナリオの雰囲気に浸るの
どちらかにに沿ってプレイをするならば太平委ゲームと思えると思います。
点数 95点