タップ未加工品混入防止装置は未加工品の混入を防止するもので、ワーク１個あたりのタップ加工数が少ない
（１〜１０個所以内）ので高価なカウンタを省きシーケンサを使用したものもあります

　タップ未加工の詳細
　　大量に同じ製品に加工するには多軸タップ機を使う方法がありますが、少量ずつ製作するようになると単軸の
　　タップ機で簡単な治具で作業者の熟練に頼った製作方法になります。　
　　製品＊タップ加工数の総数管理などでは混入時の手間が無視できません。
　　簡単で安価な方法でないと導入できないのも事実です。シーケンサを使用したものでは本当の黒子に徹して
　　カウント数が一致しない時だけ作業者に判るものです。

タップ加工、かしめ加工など同一機械で作業者が何工程か加工して完成品にする場合に工程もれ等のミス 　　
が無くなる。
一工程加工の場合でも工程ジャンプ等のミスが無くなる。　  
大量に加工する場合は各種の方法があるが、数が少なく何箇所も加工する様な部品の場合には非常に便利
  軽量で機械へのセットは簡単。（電気関係の追加工事は必要）取り付けたままで他の加工と併用したり一台を
複数の機械に使用できる　　　　　　　　　　
 
  概略構造 　　従来から使用しているもの

　　取扱い説明書

　　　　制御部　　　　　　　　検知アームＯＦＦ状態　　　検知アームＯＮ状態
 

ローコストタイプ

上記の工程ジャンプ検知アームとカウントの現在値表示を省略したローコストタイプは４万円（取付工事費別）で
提供しています。
　　殆どの加工が２〜１０箇所位ということで、カウントセットは加工数を押しボタンでセットし現在加工数などの
　　表示も省いたものです。完全に黒子に徹している上に１セットで機械４台分の加工数管理が可能です。
　　リングカウンタタイプ（２〜１０位迄）とタイマータイプ（１から１０位迄）が選べます。

加工数	1〜99個	ＯＫ表示時間	無しまたは１．5秒
制御方式	ＡＣ１００Ｖ単相	装置寸法	110×110×Ｈ45
概略価格	４万	取付け工事費別途