今日の聖句８月７日(土)

主はあえて、あなたがたをご自分の民とされるからだ。
１サムエル12:22

救いはユダヤ人から出るのです。
ヨハネ4:22

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ヨハネの福音書２１章３節４節

シモン・ペテロが彼らに言った。「私は漁に行く。」彼らは言った。「私たちもいっ
し
ょに行きましょう。」彼らは出かけて、小舟に乗り込んだ。しかし、その夜は何もと
れなかった。夜が明けそめたとき、イエスは岸べに立たれた。けれども弟子たちに
は、それがイエスであることがわからなかった。

「私は漁に行く」

復活の夜とその一週間後にエルサレムで弟子たちはイエス様に会いました。その後、
弟子たちはガリラヤへ帰って来ていました。そしてある夜ペテロは「私は漁に行く」
と言いだし、他の弟子たちも「私たちもいっしょに行きましょう」と同行しました。
漁師に戻ったのです。

キリストの復活の証人として福音を宣べ伝え、人間を獲る漁師として召された弟子た
ちでしたが、職業は漁師なのです。ユダヤ社会に於いては聖書を教えることによって
生計を立ててはならないと禁じられていました。パウロもテント職人という自分の職
業を持って伝道活動をしていました。

ペテロも、具体的にどこでどう働けとイエス様からの指図が無いまま、ガリラヤに帰
って来ていますので、当然自分で働いて生活しなければならなかったわけです。そん
な中で「夜が明けそめたとき、イエスは岸べに立たれた」とあります。

弟子たちの普通の世俗の職の中で、当たり前の生活をしている中で、キリストはその
お姿を表して下さるのです。この時まだ弟子たちはその方がイエス様だと気づいてい
ません。何がイエス様だと気づかせてくれるのでしょう。自分の目の前にイエス様が
居られるということにどうすれば気づくことができるのでしょう。

祝福を祈ります。