今日の聖句8月5日(木) 主はこう仰せられる。「あなたの泣く声をとどめ、目の涙をとどめよ。あなたの 労苦には報いがあるからだ。」 エレミヤ31:16 今の時の軽い患難は、私たちのうちに働いて、測り知れない、重い永遠の栄光を もたらすからです。 2コリント 4:17 ***************************** ヨハネの福音書20章30節31節 この書には書かれていないが、まだほかの多くのしるしをも、イエスは弟子たち の前で行なわれた。しかし、これらのことが書かれたのは、イエスが神の子キリ ストであることを、あなたがたが信じるため、また、あなたがたが信じて、イエ スの御名によっていのちを得るためである。 「イエスの御名」 ここにヨハネの福音書が書かれた目的が書かれています。読者がイエス様を自分 の個人的な救い主として信じて受け入れ、更に信じ続けて、クリスチャンとして 成長し、生き生きと生きていくことができるためだということです。つまり、福 音宣教と弟子訓練のためこれを書いたといっているのです。 特にこの福音書には異端に惑わされないようにしさいということが繰り返し述べ られていました。「イエスの御名」を決して忘れないようにという念押しも語ら れています。イエス様は人間であって神ではないとか、イエス様は神であって人 間ではないとか、そのような説は間違いで、人々の罪を背負って十字架で死に、 よみがえった御方こそ、信じる者に豊かないのちを与えることができると訴えて います。 ヨハネはキリストの奇跡を割愛して書いたといっています。他にも多くのしるし を行ったけれどもその中から7つの奇跡を選んでイエス・キリストがどういう神 様であるかを書き記したというのです。書かれている内容を手がかりにして、イ エス様を信じ、信じたら自分でイエス様がどういう御方であるかを自分で体験的 に知って貰いたいのだということです。 聖書を読み、イエス様が天から遣わされたキリストであるということが分かった というだけでは不十分。イエス・キリストを自分の心と生活に受け入れ、生き甲 斐に満たされ、元気よく生き生きと生き、人を愛し、人を赦し、人々の信仰の成 長に仕える、そういうクリスチャンになって貰いたいというのです。 祝福を祈ります。