今日の聖句8月4日(水) 主よ。神々のうち、だれかあなたのような方があるでしょうか。だれがあなたの ように、聖であって力強く、たたえられつつ恐れられ、奇しいわざを行なうこと ができましょうか。 出エジプト15:11 父よ。御名の栄光を現わしてください。」そのとき、天から声が聞こえた。「わ たしは栄光をすでに現わしたし、またもう一度栄光を現わそう。」 ヨハネ12:28 ***************************** ヨハネの福音書20章28節29節 トマスは答えてイエスに言った。「私の主。私の神。」イエスは彼に言われた。 「あなたはわたしを見たから信じたのですか。見ずに信じる者は幸いです。」 「私の主。私の神。」 御手と脇の傷をトマスに示して、「信じない者にならないで信じる者になりなさ い。」とイエス様に言われ、決して信じないと言い張っていたトマスでしたが、 彼は、イエス様に向かって「私の主。私の神。」と叫び、イエス様を神様として 礼拝しました。この復活の主キリストを礼拝することこそ、この福音書が読者に 求めている信仰であり、礼拝なのです。 「私の主」「私の神」というのは旧約聖書の詩篇などにそのまま出てくる神様へ の呼びかけの言葉です。あそこにもある、ここにもあるどこの国のどの民族にも あるという偶像神ではなく、聖書で真の神として礼拝されている御方、真の神と してイエス様を礼拝したということです。 ヨハネは「初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神で あった。」(1:1)とこの福音書を書き始めましたが、最後に至って、弟子となっ たトマスが「この『ことば』であるイエス様は神である。」という告白をするこ とによって結論に達するのです。 信仰は一般的でなく個人的であることが大切です。「一般的にイエス様は神様で す、といわれています」、では、信仰は成り立ちません。トマスのように個人的 に「イエス様は私の主であり、私の神様です」という告白が必要です。イエス様 は私たち一人一人の心の中に住んでくださる方ですから。イエス様は私の救い主 です。イエス様は私(よしくに)を救ってくださいました。 祝福を祈ります。