今日の聖句7月15日(木) 地震のあとに火があったが、火の中にも主はおられなかった。火のあとに、か すかな細い声があった。 1列王記19:12 風はその思いのままに吹き、あなたはその音を聞くが、それがどこから来てど こへ行くかを知らない。 ヨハネ3:8 ***************************** ヨハネの福音書18章19節20節21節 そこで、大祭司はイエスに、弟子たちのこと、また、教えのことについて尋問 した。イエスは彼に答えられた。「わたしは世に向かって公然と話しました。 わたしはユダヤ人がみな集まって来る会堂や宮で、いつも教えたのです。隠れ て話したことは何もありません。なぜ、あなたはわたしに尋ねるのですか。わ たしが人々に何を話したかは、わたしから聞いた人たちに尋ねなさい。彼らな らわたしが話した事がらを知っています。」 「尋問」 イエス様が捕らえられて、初めに連れて行かれたところは大祭司カヤパの舅で あり、元大祭司であるアンナスのところでした。アンナスはイエス様に尋問し ますがイエス様は何もお答えにはなりませんでした。イエス様はご自分を拒絶 し、或いは信じない人、また、聞いても従わない人にはお語りにならない御方 なのです。 大祭司はサドカイ派に属するユダヤ人です。サドカイ派の教理の特徴は「復活 はなく、御使いも霊もない」で、ユダヤ教の旧守派です。このグループはイエ ス様の御働きに対して耳を貸さず、世俗的であり、終始敵対していた人々です。 掟によって人々を拘束するだけの勢力でした。 イエス様はイエス様を愛し、イエス様に学ぼうとする人たちには積極的にお語 りになり、ご自分から声をかけて救いに導いてくださいます。私たちがイエス 様のみことばを一つ信じると、次に信じるべきみことばをお語りくださり、一 つ実践すると、また次に実践すべきみことばを教えてくださいます。 しかし、みことばを聞いても信じなかったり、実行しないでいると、みことば は与えられなくなり、神様のみことばは途絶えてしまうのです。心を頑なにし てはならないと再三にわたって忠告されています。既に教えられたことを実行 することが次の一歩の導きを受けるために必要なことなのです。 祝福を祈ります。