今日の聖句6月17日(木) あなたが水の中を過ぎるときも、わたしはあなたとともにおり、川を渡るとき も、あなたは押し流されない。火の中を歩いても、あなたは焼かれず、炎はあ なたに燃えつかない。 イザヤ43:2 私の神は、キリスト・イエスにあるご自身の栄光の富をもって、あなたがたの 必要をすべて満たしてくださいます。 ピリピ4:19 *************************** ヨハネの福音書12章13節14節15節 しゅろの木の枝を取って、出迎えのために出て行った。そして大声で叫んだ。 「ホサナ。祝福あれ。主の御名によって来られる方に。イスラエルの王に。」 イエスは、ろばの子を見つけて、それに乗られた。それは次のように書かれて いるとおりであった。「恐れるな。シオンの娘。見よ。あなたの王が来られる。 ろばの子に乗って。」 「シュロの日曜日」 エルサレムで棕櫚の枝を振ってイエス様を出迎えた群衆は、イエス様をローマ の圧政から救ってくれる、独立運動の指導者、イスラエルの王として歓迎して います。しかし、この人たちはイエス様が逮捕されると、十字架につけろと叫 ぶ群衆に変わってしまいました。 イエス様はそういう群衆の考え方をご存知で、武力闘争には不向きなロバの子 に乗って入城されています。イエス様はご自分から進んでエルサレムに入城な さったように、私たちの心に救い主としてお入りになってくださる御方です。 私たちの心を住まいとして、私たちと共に生きてくださるのです。 「恐れるな。シオンの娘」と呼びかけていますが、人類の永遠の恐れ、それは 死です。十字架で死に、よみがえられたイエス様は完全に死を撃破しておられ ます。そして、全ての民族、全ての国の人々に向かって「恐れるな!」と救い を与えてくださるのです。 シュロの日曜日の当日は、群衆もエルサレム市民も、弟子達さえもイエス様の エルサレム入城の真の意味は分かっていませんでした。十字架と復活を経て聖 霊の注ぎを受けたペンテコステの日に至って初めてイエス様が成し遂げられた 偉業の全貌を知ることができたのでした。 祝福を祈ります。