今日の聖句5月26日(水) わたしの救いはとこしえに続き、わたしの義はくじけない イザヤ51:6 あなたがたも御子および御父のうちにとどまるのです。 1ヨハネ2:24 ***************************** ヨハネの福音書7章50節51節 彼らのうちのひとりで、イエスのもとに来たことのあるニコデモが彼らに言っ た。「私たちの律法では、まずその人から直接聞き、その人が何をしているの か知ったうえでなければ、判決を下さないのではないか。」 「本人からよく聞くこと」 イエス様が立ちあがって「だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲み なさい。・・・」と語られた後、イエス様に対する評価が二分されていきまし た。群衆達の中にも「この方はキリストだ。」と言った者達がおり(41)、役人 達の中からも「あの人が話すように話した人は、いまだかつてありません」と いう言葉が出てきています。 群衆の中にも「まさか、キリストはガリラヤからは出ないだろう。」と否定す る者も多く、ユダヤ教当局は「だが、律法を知らないこの群衆は、のろわれて いる。」と全否定の態度を強化しています。イエスがキリストであるというこ とは他人から聞いているうちはナカナカ確信できないものです。 そういう中での今日のニコデモの発言です。事実誤認は過ちのもとです。「直 接聞き、その人が何をしているのか知ったうえでなければ、判決を下さない。 」という基本原則から外れてはいけないという忠告です。教会が一致してキリ ストに仕えていくためにも、この忠告は忘れないようにしたいと思います。 「イエス様が救い主だ」と確信できるのはイエス様からの直接の証言だけです。 当時の人たちもイエス様の「わたしが水を与える神だ」という証言を直接聞い た人が「この方はキリストだ。」と言え、今も、聖霊様からの「イエスは主で す。」という証言を直接聞いた者だけが確信できることです。「本人からよく 聞くこと」これが信仰面でも、対人関係でも肝心な要です。 祝福を祈ります。