今日の聖句5月6日(木) 私たちにではなく、主よ、私たちにではなく、あなたの恵みとまことのために、 栄光を、ただあなたの御名にのみ帰してください。 詩篇115:1 自分から語る者は、自分の栄光を求めます。しかし自分を遣わした方の栄光を 求める者は真実であり、その人には不正がありません。 ヨハネ7:18 ***************************** ヨハネの福音書5章5節〜9節 そこに、三十八年もの間、病気にかかっている人がいた。イエスは彼が伏せっ ているのを見、それがもう長い間のことなのを知って、彼に言われた。「よく なりたいか。」病人は答えた。「主よ。私には、水がかき回されたとき、池の 中に私を入れてくれる人がいません。行きかけると、もうほかの人が先に降り て行くのです。」イエスは彼に言われた。「起きて、床を取り上げて歩きなさ い。」すると、その人はすぐに直って、床を取り上げて歩き出した。ところが、 その日は安息日であった。 「立」 場所はエルサレム市内、羊の門のそば、ベテスダの池で起こった出来事です。 そこには多くの病人が癒しを求めて集まっていました。その中の一人、38年 の間、立つことが出来ずにいた病人に、イエス様の方から近寄り、イエス様の 方から「よくなりたいか」と声を掛けられました。 病人は「池の中に私を入れてくれる人がいません」と癒されることにも、人か らの手助けも信じられずに、絶望している様子で答えます。それに対して、イ エス様はいきなり「起きて、床を取り上げて歩きなさい。」と命じられ、その 人はすぐに直って、床を取り上げて歩き出した、ということです。 「立ち上がらせる」ということ、これがイエス様の私たちに対する最も大きな 祝福に満ちた救いです。「立」の文字は聖書全巻で1712回登場するキーワード です。死から立ち上がり、病から立ち上がり、罪の世界から立ち上がり、和解 に立ち上がり、再建に立ち上がり、不信仰からキリストへの信仰に立ち上がり ます。ルネサンスがあり、リバイバルがあります。 この病人はイエス様を知りません。神様への感謝も讃美も、祈りもありません。 自力では立ち上がれない、人の助けを得ても、金の力をもっても立ち上がれな い。そんな人を立ちあがらせてくださるのが私たちの救い主イエス・キリスト です。今日もイエス様は私たちに「起きて、床を取り上げて歩きなさい。」と 命じておられるではありませんか。信仰に立ちあがりましょう。 祝福を祈ります。