今日の聖句5月4日(火) わたしのことばは火のようではないか。また、岩を砕く金槌のようではないか。 エレミヤ23:29 わたしが来たのは、地に火を投げ込むためです。だから、その火が燃えていた らと、どんなに願っていることでしょう。 ルカ12:49 **************************** ヨハネの福音書4章50節51節 イエスは彼に言われた。「帰って行きなさい。あなたの息子は直っています。」 その人はイエスが言われたことばを信じて、帰途についた。彼が下って行く途 中、そのしもべたちが彼に出会って、彼の息子が直ったことを告げた。 「ことばを信じて」 王室の役人の子が重体に陥り、イエス様に救いを求めたときのことです。親子 が住む場所はガリラヤ湖畔のカペナウムという町、イエス様の滞在地はカナで、 水をぶどう酒に変えたところです。この二つの町は東西に 30qほどの位置関係 にあります。 役人は真剣にイエス様に息子の癒しのために自宅に来てくださいと頼みました が、イエス様はあっさりと「あなたがたは、しるしと不思議を見ないかぎり、 決して信じない。」と冷たく邪険な言葉で答えました。「あなたがた」とはガ リラヤでイエス様を歓迎したユダヤ人達を含めて奇跡を優先する人たちで、そ ういうズレた信仰を批判しているのです。 しかし、役人はイエス様の厳しい言葉にもめげずに、なお熱心に「私の子ども が死なないうちに下って来てください。」50節と頼み続けます。すると、イエ ス様から「帰って行きなさい。あなたの息子は直っています。」という約束の みことばを頂きました。 役人はそのみことばを信じて帰途につき、途上でイエス様が「あなたの息子は 直っています。」と言われた時刻と同時刻に息子が癒されていたことを知らさ れます、51節。しるしも奇跡も見ないで「帰って行きなさい」というみことば を信じて「帰途についた」見事な信仰として記録に残されているわけです。 祝福を祈ります。