今日の聖句 3月20日(日) わが神、主よ。あなたがなさった奇しいわざと、私たちへの御計りは、数も知れず、 あなたに並ぶ者はありません。 詩篇40:5 人々は驚いてこう言った。「風や湖までが言うことをきくとは、いったいこの方は どういう方なのだろう。」 マタイ8:27 ***************************** テサロニケ人への手紙第二3章6節7節8節 兄弟たちよ。主イエス・キリストの御名によって命じます。締まりのない歩み方を して私たちから受けた言い伝えに従わないでいる、すべての兄弟たちから離れてい なさい。どのように私たちを見ならうべきかは、あなたがた自身が知っているので す。あなたがたのところで、私たちは締まりのないことはしなかったし、人のパン をただで食べることもしませんでした。かえって、あなたがたのだれにも負担をか けまいとして、昼も夜も労苦しながら働き続けました。 「自立的に生きる」 パウロは生き方の模範を示そうと努力し、自分で働き、自立的な生き方を心がけて いました。そして、それが教会にかかわる人たちの生き方の基本姿勢になるように と考えていたようです。「締まりのない歩み」を新共同訳では「怠惰な生活」と訳 しています。 労働の喜びを経験することは、自立のためにとても大切です。給料をもらうという 労働ばかりでなく、家事も、育児も、「労働」の中に含まれているだろうと思いま す。怠惰な生活 キリストの再臨が近いというので、そのことばかりに気を取られ、まったく仕事を せず、その日を待っていると言って、世捨て人になってしまった人がいたようです。 また、兄弟愛とは、仕事をせずに人の世話をすることだと誤解し、奉仕の押し売り のようになり、他人の善意に付け込んで金銀をせびるケースもあったようです。 パウロは自分が教えたり仕えたりした分の報酬を教会から受け取ることもできたの ですが、それを敢えて拒否し、自分で働くことで自活生活を継続していました。パ ウロは、自立的に生きる姿勢をとても大切なこととして教えています。 祝福を祈ります。