今日の聖句 3月15日(火) しかし、わたしが、それを取り巻く火の城壁となる。―主の御告げ。―わたしがそ の中の栄光となる。 ゼカリヤ2:5 ではわたしもあなたに言います。あなたはペテロです。わたしはこの岩の上にわた しの教会を建てます。ハデスの門もそれには打ち勝てません。 マタイ16:18 ***************************** テサロニケ人への手紙第二2章2節3節 霊によってでも、あるいはことばによってでも、あるいは私たちから出たかのよう な手紙によってでも、主の日がすでに来たかのように言われるのを聞いて、すぐに 落ち着きを失ったり、心を騒がせたりしないでください。だれにも、どのようにも、 だまされないようにしなさい。なぜなら、まず背教が起こり、不法の人、すなわち 滅びの子が現われなければ、主の日は来ないからです。 「主の日」 パウロの手紙やその他の教えなどを通して、「主の日」はすでに来てしまったと勘 違いしている人たちがいたようです。また、そういう風に教え、人々を不安の中に 追い詰めている人たちもいたようです。パウロは「落ち着きを失ったり、心を騒が せたりしないでください」と訴えています。 まだ、その日は来ていないし、その日の前に「神に対する反逆」「不法の者」の出 現があるのだとパウロは言います。主の日の前に、「反キリスト」と呼ばれる存在 が現れ、彼は傲慢に振る舞い、神殿を占拠し、自分こそ神だと言い出す日があるの だと言うのです(4節)。 情報量が少なく、実際の映像も写真もない時代のことですから、噂話やいろいろな 教えによって混乱させられる可能性は今よりもはるかに高かったかもしれません。 しかし、不安に対する耐性については、情報を持っているはずの現代人もほとんど 変わらないかもしれません。「だまされないように」しなければなりません。 祝福を祈ります。