今日の聖句 3月 9日(水) 見よ。兄弟たちが一つになって共に住むことは、なんというしあわせ、なんという 楽しさであろう。 詩篇133:1 キリストが神の栄光のために、私たちを受け入れてくださったように、あなたがた も互いに受け入れなさい。 ローマ15:7 ***************************** テサロニケ人への手紙第一3章6節7節 今テモテがあなたがたのところから私たちのもとに帰って来て、あなたがたの信仰 と愛について良い知らせをもたらしてくれました。また、あなたがたが、いつも私 たちのことを親切に考えていて、私たちがあなたがたに会いたいと思うように、あ なたがたも、しきりに私たちに会いたがっていることを、知らせてくれました。 このようなわけで、兄弟たち。私たちはあらゆる苦しみと患難のうちにも、あなた がたのことでは、その信仰によって、慰めを受けました。 「互いに大事な存在」 パウロがどれほどテサロニケの地域に住むクリスチャンたちのことを心に留めてい るかわかる内容の文章です。テモテを派遣した理由、テモテからの報告、そしてパ ウロの喜びが手に取るようにわかります。6節の「親切」という言葉は新共同訳で は「好意」となっています。お互いに大事な存在として認め合う姿は美しいもので す。 このように、伝道者パウロが牧会者としての心を痛々しいほど表明しています。そ の地域で不思議にも集められた主の民、ひとりひとりに対して持っている「主に留 まっていて欲しい」「いつかまた会って福音を分かち合いたい」という願いはまさ に牧師としての心からの願いです。 テサロニケの人たちにとって「パウロは大事な人である」という確認はパウロの心 を燃やしています。パウロにとって大事な存在であるテサロニケの人たちから、そ ういう反応があったことはパウロにとっては本当に大きな喜びだったと思います。 誰でも自分の存在を受け入れられ、互いに大事な存在として認め合うことができた ら、共通の喜びが生まれます。それは今も昔も変わりません。 祝福を祈ります。