今日の聖句 2月24日(木) あなたは人や獣を栄えさせてくださいます。主よ。 詩篇36:6 五羽の雀は二アサリオンで売っているでしょう。そんな雀の一羽でも、神の 御前には忘れられてはいません。 ルカ12:6 *********************** ピリピ人への手紙4章21節22節23節 キリスト・イエスにある聖徒のひとりひとりに、よろしく伝えてください。私とい っしょにいる兄弟たちが、あなたがたによろしくと言っています。聖徒たち全 員が、そして特に、カイザルの家に属する人々が、よろしくと言っています。 どうか、主イエス・キリストの恵みが、あなたがたの霊とともにありますように。 「よろしく=敬意」 手紙の終わりの挨拶ですが、「主イエス・キリストの恵みが、あなたがたの 霊とともににありますように。」のなかの「霊」という言葉が単数形になっ ています。あなたがたの霊はピリピ教会の霊ということです。 2章の冒頭にあった「こういうわけですから、もしキリストにあって励ましが あり、愛の慰めがあり、御霊の交わりがあり、愛情とあわれみがあるなら、 私の喜びが満たされるように、あなたがたは一致を保ち、同じ愛の心を 持ち、心を合わせ、志を一つにしてください。」という奨励の言葉を思い出 させる結びの言葉になっています。 きっと、一番伝えたかったことなのでしょう。個人個人への祝福というより むしろ、教会の祈りと礼拝の交わりの中にもたらされる恵みを祈っている のです。そもそも教会宛ての手紙ですから、当然なのですが…。 パウロは「私といっしょにいる兄弟たちが、あなたがたによろしくと言って います」という言葉でパウロとその仲間達がピリピ教会に敬意を払ってい ることを表現しています。敬われることよりも敬う心を大事にしたいものです。 祝福を祈ります。