今日の聖句 2月18日(金) あなたがたがみな、自分の家のために走り回っていたからだ。それゆえ、天はあな たがたのために露を降らすことをやめ、地は産物を差し止めた。 ハガイ1:9-10 あなたがたも生ける石として、霊の家に築き上げられなさい。そして、聖なる祭司 として、イエス・キリストを通して、神に喜ばれる霊のいけにえをささげなさい。 1ペテロ2:5 ***************************** ピリピ人への手紙2章16節17節18節 いのちのことばをしっかり握って、彼らの間で世の光として輝くためです。そうす れば、私は、自分の努力したことがむだではなく、苦労したこともむだでなかった ことを、キリストの日に誇ることができます。たとい私が、あなたがたの信仰の供 え物と礼拝とともに、注ぎの供え物となっても、私は喜びます。あなたがたすべて とともに喜びます。あなたがたも同じように喜んでください。私といっしょに喜ん でください。 「一緒に喜ぶ」 12節〜18節にパウロのピリピの人たちへの励ましの言葉を書いています。そし て、日々の生活の中で心を主に向け、礼拝の心を持ちながら生きるべきこと、不平 や不満を言わずに自分の果たすべきことを丁寧に実行すべきことを勧めています。 また、パウロは自分自身のいのちが処刑され、死を迎えるとしても、生き残ってい る礼拝者と一緒の心でその場を迎えるので、自分の死を喜んで受け入れることを告 白しています。パウロにとっては、いのちも死も主から託された役割を果たす為の ものなので、どちらにせよ、彼は喜んでいるのです。 パウロは自分の喜びをピリピの人たちと分かち合おうとしています。長寿を全うし て死を迎えることができるなら、それは主がその時まで生かして下さったわけです から、主を賛美し感謝を捧げることは良いことです。しかし、途中で迫害にあい、 殉教することになったり場合、そこまでの人生を主は彼に恵みを生きるように託し、 それを果たしたわけですから、それはそれで人生を喜べることになります。 もちろん、人間的には、さびしいし、悲しいし、つらいので、若くして殉教などし てほしくないですが、パウロは、私はここまでの主に託された人生を走りぬいてき たので、仮に死が近くにあるとしても、なすべきことをやったので、喜んでいます。 だから一緒に喜んでくださいと勧めているのです。 祝福を祈ります。