今日の聖句 1月28日(金) あなたは、彼らに悟らせようと、あなたのいつくしみ深い霊を賜わり・・・ました。 ネヘミヤ9:20 わたしが父のもとから遣わす助け主、すなわち父から出る真理の御霊が来るとき、 その御霊がわたしについてあかしします。 ヨハネ15:26 ***************************** ガラテヤ人への手紙6章14節15節 しかし私には、私たちの主イエス・キリストの十字架以外に誇りとするものが決し てあってはなりません。この十字架によって、世界は私に対して十字架につけられ、 私も世界に対して十字架につけられたのです。 割礼を受けているか受けていない かは、大事なことではありません。大事なのは新しい創造です。 「確かな証し」 割礼を強要している人たちは、信仰的な理由によるというよりも、人を恐れ、迫害 されたくないだけのことで無理やり割礼を受けさせようとしているのだとパウロは 指摘しています。しかし、その行為が救い主の恵みを台無しにしてしまうものだと パウロは判断しています。 パウロはこの手紙の終わりに「わたしたちの主イエス・キリストの十字架のほかに、 誇るものが決してあってはなりません。この十字架によって、世はわたしに対し、 わたしは世に対してはりつけにされているのです。割礼の有無は問題ではなく、大 切なのは、新しく創造されることです。」と宣言しています。 これは、十字架によって贖われたという事は、人を恐れる生き方ではなく、キリス トの赦しといのちに覆われて、何も怖がることなく生きられるようにされたのだと いう、パウロの教えです。 17節に「イエスの焼印」という言葉が出てきていますが、これはキリストに所属 させられた、キリストに所有されている存在だという意味です。自分はキリストに とらえられ、所属させられているのだから、そのお方のなさったことだけを信頼す れば十分なのだというわけです。これは割礼を大きくしのぐ確かな証しです。 祝福を祈ります。