今日の聖句 1月27日(木) 私もまた、あなたがたのために祈るのをやめて主に罪を犯すことなど、とてもでき ない。 1サムエル12:23 私たちの負いめをお赦しください。 マタイ 6:12 ************************** ガラテヤ人への手紙6章1節2節 兄弟たちよ。もしだれかがあやまちに陥ったなら、御霊の人であるあなたがたは、 柔和な心でその人を正してあげなさい。また、自分自身も誘惑に陥らないように気 をつけなさい。互いの重荷を負い合い、そのようにしてキリストの律法を全うしな さい。 「柔和な心で」 1節から6節までで、ガラテヤの人たちに対する奨励の言葉が書かれています。 「罪を犯してしまった兄弟に対して柔和な心で正しい道に立ち返らせること、そし て自らも誘惑されないように」「互いに重荷を担いあうように」「高慢にならないよ うに」「威張らないように」「自分の立場をわきまえ、自分の責任を自覚するように」 「教師の負担を担うように」「善を継続的に実行するように」などです。 ただし、なんでも思い通りに「人助け」ができるかと言うと、決してそんなことは ありません。各自がそれぞれの「分を知る」ことが必要であり、謙遜さと誠実さを 身につけなければ、円滑な人間関係は育ちません。 パウロはこの文章の中に「柔和な心で」「互いに」「実際には何ものでもないのに、 自分をひとかどのように思ってはならない」「神を侮ってはならない」などの言葉を 用いて、「謙遜さ」と「誠実さ」をチェックすべきことを指摘しています。 「言わなくても良いことを口走り、やらなくても良いことをやってしまう」という 後悔、「言うべきことが言えなかった、やるべきことができなかった」という後悔は 何歳になっても繰り返され、ついてくるような気がします。不甲斐なさに身を切ら れるような哀しさを感じることは、誰にでもあるものです。 祝福を祈ります。