今日の聖句 1月17日(月) エリヤはみなの前に進み出て言った。「あなたがたは、いつまでどっちつかずによ ろめいているのか。もし、【主】が神であれば、それに従い、もし、バアルが神で あれば、それに従え。」 1列王記 18:21 イエスは彼に言われた。「もし、あなたが完全になりたいなら、帰って、あなたの 持ち物を売り払って貧しい人たちに与えなさい。そうすれば、あなたは天に宝を積 むことになります。そのうえで、わたしについて来なさい。」 マタイ19:21 ************************************** ガラテヤ人への手紙2章11節12節 ところが、ケパがアンテオケに来たとき、彼に非難すべきことがあったので、私は 面と向かって抗議しました。なぜなら、彼は、ある人々がヤコブのところから来る 前は異邦人といっしょに食事をしていたのに、その人々が来ると、割礼派の人々を 恐れて、だんだんと異邦人から身を引き、離れて行ったからです。 「恵みの福音」 パウロの鋭い非難の言葉がペテロにに向けられました。「割礼派の人々」とは、ユ ダヤ教的な色彩の強い教会指導者のことです。キリストが恵みによる救いをもたら しすべての人を神の民としてくださったのでユダヤ人としての証しである割礼は救 いいのためには不必要になりましたし、割礼のない人たちとのお付き合いを禁止す る必要も廃棄されたはずでした。 にもかかわらず、ペテロはエルサレムからの指導者が来るまでは異邦人と一緒に食 事をしていたのに、彼らが来るとそれを拒否するようになったのです。ユダヤ人の ようにならなければ救われないというような感覚が強く残っていたようです。 パウロはそういうペテロの態度について「なたは、自分がユダヤ人でありながらユ ダヤ人のようには生活せず、異邦人のように生活していたのに、どうして異邦人に 対して、ユダヤ人の生活を強いるのですか」(14)と詰問しました。 私たちには、キリストを通してもたらされた神との関係を喜びながら生きることだ けが重要なのです。ユダヤ人はユダヤ人で良いし、異邦人は異邦人でよいのです。 日本人は日本人でよいのです。さまざまな義務を人に負わせて、束縛することは厳 に慎まなければなりません。福音は、恵みの福音として保たれなければなりません。 祝福を祈ります。