今日の聖句 1月14日(金) 神、主よ。どうぞお赦しください。ヤコブはどうして生き残れましょう。彼は小さ いのです。 アモス7:2 マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の 民をその罪から救ってくださる方です。 マタイ1:21 ***************************** ガラテヤ人への手紙1章6節7節 私は、キリストの恵みをもってあなたがたを召してくださったその方を、あなたが たがそんなにも急に見捨てて、ほかの福音に移って行くのに驚いています。ほかの 福音といっても、もう一つ別に福音があるのではありません。あなたがたをかき乱 す者たちがいて、キリストの福音を変えてしまおうとしているだけです。 「ほかの福音」 パウロは実に強い語調で、あなたがたは「ほかの福音に移って行く」と呆れ、ほか の福音つまり、キリストによる恵みの福音ではないものを教えている人たちに対し て8節と9節で「その者はのろわれるべきです。」と語っています。 パウロは心底怒っているのです。まさに、それは宗教改革者の怒りにも似て、自分 の教えている「キリストの福音」の真実を命がけで守ろうとしているのです。自分 をキリストのしもべと位置付けたからには、キリストが教えたことを教え、キリス トが否定していることを否定し、キリストが喜ぶことを喜ぶ姿勢で貫かなければな らないと感じているのです。 人の機嫌を損ねないようにあれこれ思い悩みながら真実を伝えるというよりは、む しろ、せっかく教えた大事な教えを踏みにじり、どぶに捨ててしまったのはどうい うことだという強い語調で迫っています。この先何が書かれているのか、ちょっと 怖く感じる読者もいたと思います。 最初からこの迫力の手紙ですから、私たちが叱られているわけでなくても、一気に 最後まで読んだほうが心がすっとするかもしれません。どうぞ、今日にでも、ガラ テヤ人への手紙を全巻お手持ちの聖書から読んでみてください。 祝福を祈ります。