今日の聖句 2月 2日(水) わたしがこの国を滅ぼさないように、わたしは、この国のために、わたしの前で石 垣を築き、破れ口を修理する者を彼らの間に捜し求めたが、見つからなかった。 エゼキエル22:30 人の子が来たのが、仕えられるためではなく、かえって仕えるためであり、また、 多くの人のための、贖いの代価として、自分のいのちを与えるためであるのと同じ です。 マタイ20:28 ***************************** エペソ人への手紙2章14節15節16節 キリストこそ私たちの平和であり、二つのものを一つにし、隔ての壁を打ちこわし、 ご自分の肉において、敵意を廃棄された方です。敵意とは、さまざまの規定から成 り立っている戒めの律法なのです。このことは、二つのものをご自身において新し いひとりの人に造り上げて、平和を実現するためであり、また、両者を一つのから だとして、十字架によって神と和解させるためなのです。敵意は十字架によって葬 り去られました。 「敵意の廃棄」 この言葉は、当時の社会における「異邦人」と呼ばれていた人たちにとって、どれ ほど大きな喜びだったでしょう。ユダヤ人から蔑視されていた異邦人クリスチャン に対する大解放の宣言です。 自分とは、まったく関係なかった世界、自分には関係ないと思われていた救い、異 邦人たちにとっては、欲しくても手を出すことができないものと感じていたと思い ます。 今まで入手不可能、絆不成立で当然だと思っていた、神との関係や恵みによる救い が異邦のクリスチャンたちにも提供されているとパウロは教えたのです。このメッ セージは、異邦人社会にとっては、まさに希望の言葉だったと思います。 14節で「キリストこそ私たちの平和であり」とパウロは断言しました。神と人間 との間の平和ばかりでなく、異邦人とユダヤ人という差別も撤廃し、敵意も取り除 いてくださったのだというのです。 祝福を祈ります。