今日の聖句 1月 8日(土) あなたに罪を犯さないため、私は、あなたのことばを心にたくわえました。 詩篇119:11 すべてのことを、つぶやかず、疑わずに行ないなさい。それは、あなたがたが、非 難されるところのない純真な者となり、また、曲がった邪悪な世代の中にあって傷 のない神の子どもとなり、いのちのことばをしっかり握って、彼らの間で世の光と して輝くためです。 ピリピ2:14-16 ***************************** コリント人への手紙第二12章2節3節4節 私はキリストにあるひとりの人を知っています。この人は十四年前に―肉体のまま であったか、私は知りません。肉体を離れてであったか、それも知りません。神は ご存じです。―第三の天にまで引き上げられました。私はこの人が、―それが肉体 のままであったか、肉体を離れてであったかは知りません。神はご存じです。パラ ダイスに引き上げられて、人間には語ることを許されていない、口に出すことので きないことばを聞いたことを知っています。 「パウロの体験」 無益なことと断って、パウロは自分の14年前の霊的体験を語ります。素晴らしい 体験であり、それはまるで天国を味わうような出来事だったのです。でも、パウロ はそれをまるで他人事のような書き方で表現しています。 そういう特別な経験をしたことで高慢にならないようにという配慮がそこにありま す。またその出来事を経験したことに安住してしまわないように、神がパウロにひ とつの「トゲ」を与えられたと告白しています。 それは苦しみであり、できることなら自分から取り去って欲しいと3度も願わざる を得ないほどのものでした。しかしまさに、その場面で主から示された事、まさに 「神の言葉」を心に深く受け取ったのです。 コリント教会に悪影響を与えている偽教師達が、自分達を誇ってパウロを悪く言っ ているのに対して、こういう人こそ誇って良いのではないかというのです。私達の 間でも、自分を美しく飾り立てて他人を悪く言うようなことは厳に慎まなければな らないのです。 祝福を祈ります。