今日の聖句　１月　５日(水)

主よ。私は、国々の中であなたをほめたたえ、あなたの御名を、ほめ歌います。
詩篇18:49

知恵に富む唯一の神に、イエス・キリストによって、御栄えがとこしえまでありま
すように。
ローマ16:27

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コリント人への手紙第二１１章２節３節

というのも、私は神の熱心をもって、熱心にあなたがたのことを思っているからで
す。私はあなたがたを、清純な処女として、ひとりの人の花嫁に定め、キリストに
ささげることにしたからです。しかし、蛇が悪巧みによってエバを欺いたように、
万一にもあなたがたの思いが汚されて、キリストに対する真実と貞潔を失うことが
あってはと、私は心配しています。

「パウロの心配」

パウロはコリントの教会に入り込んで来た偽教師たちに信徒たちが翻弄されてしま
うのではないかと心配しています。おそらくコリントの教会の人たちにはパウロた
ちより、それらの教師たちの方が魅力的に映ったのかもしれません。そこでパウロ
は自分たちの心の内を明らかにしています。

彼は、コリントの人たちを、キリストに嫁ぐ婚約者のように整えてきたのだと言い
ます。キリストへの純真な思い、その純潔を汚されないようにパウロは彼らを心に
留めているのです。それほどまでに丁寧に愛をもって接してきたのです。

反対者が訴えるように、話し方はつたないかもしれない、しかし知識において劣っ
ているわけではない。また、生活についても負担をかけまいと考え、ある仲間から
の支援を受けてはいたけれど、コリントの人たちには無報酬で福音を語ってきた、
それからも察することができるように愛についても、決してそれらの教師たちに劣
っているわけではないとパウロは語ります。

常に、コリントの教会の人たちがキリストに結びついていて欲しいと願うパウロの
気持ちがよくわかります。コリントの教会の人たちの成長と祝福を願うパウロの心
が表明されています。しかし、それだけに、そういう真剣な愛の心が通じないもど
かしさは、いかばかりだったろうと思います。

祝福を祈ります。