今日の聖句 1月 3日(月) 怒りがあふれて、ほんのしばらく、わたしの顔をあなたから隠したが、永遠に変わ らぬ愛をもって、あなたをあわれむ。」とあなたを贖う主は仰せられる。 イザヤ54:8 すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、ただ、神の恵 みにより、キリスト・イエスによる贖いのゆえに、価なしに義と認められるのです。 ローマ3:23-24 ***************************** コリント人への手紙第二10章5節6節 私たちは、さまざまの思弁と、神の知識に逆らって立つあらゆる高ぶりを打ち砕き、 すべてのはかりごとをとりこにしてキリストに服従させ、また、あなたがたの従順 が完全になるとき、あらゆる不従順を罰する用意ができているのです。 「不従順への対応」 パウロを批判している人たちがコリントの教会の中にいました。「パウロは面と向 かっては弱気だけれど、手紙ではずいぶん強いことを言っている」という皮肉をい う人もいれば、「パウロは神に従わず、自分の力だけに頼って生活している」と批 判している人もあったようです。 パウロはひるむことなく、自分は人間的な弱さはあるけれども、自分の力だけに頼 って活動をしているわけではない。むしろ、神に由来する力を得ながら働いている と語り、今度そちらに行く時は、批判者と直接会って、はっきりさせようではない かと批判を受け止め、本気になって相手と向き合うことを伝えています。 パウロが厳しい態度をとる前に彼らが考え直してくれたらうれしいという気持ちも 書いています。どんな人間関係の中にも批判や非難は出てきます。たとえ自分が間 違っていても、正しくても、批判は痛く感じますし、それを乗り切るのにエネルギー が必要になります。 パウロはあれこれ言われても、きちんと優しい心で丁寧に意見を述べ、丁寧に反論 し、指導的な役割をきちんと果たしているからです。悪口の応酬や感情的にならず、 双方が自論を丁寧に考え、相手の意見をよく聞きながら、互いに前向きに話ができ るといいのです。 祝福を祈ります。