今日の聖句12月24日(金) あなたのしもべは戒めを受ける。それを守れば、報いは大きい。 詩篇19:11 あなたがたはよく監督して、だれも神の恵みから落ちる者がないように、 ヘブル12:15 ***************************** コリント人への手紙第二7章8節9節10節 あの手紙によってあなたがたを悲しませたけれども、私はそれを悔いていません。 あの手紙がしばらくの間であったにしろあなたがたを悲しませたのを見て、悔いた けれども、今は喜んでいます。あなたがたが悲しんだからではなく、あなたがたが 悲しんで悔い改めたからです。あなたがたは神のみこころに添って悲しんだので、 私たちのために何の害も受けなかったのです。神のみこころに添った悲しみは、悔 いのない、救いに至る悔い改めを生じさせますが、世の悲しみは死をもたらします。 「悔い改めの心」 パウロはエペソからコリントの教会に厳しい手紙を書きました。その手紙はコリン トの人たちの心を悲しませる厳しいものだったようです。しかし、その結果コリン トの教会の人たちの中に悔い改めの心が生じ、その手紙が少なからず役に立ったこ とをパウロは喜んでいます。 今と違って、手紙を送っても、それが相手に届き、その返事を受け取るまでの時間 がずいぶんかかっているので、その間の不安や心配はパウロに重くのしかかってい たと思います。パウロのコリントの教会への思いが痛いほど伝わってきます。 批判や悔い改めを迫る手紙は出すほうも、受け取るほうも勇気と信頼がないと難し いものですが、コリントの教会の人たちとパウロの関係においては、パウロの手紙 が功を奏したようです。 相手が、神からの「悔い改めへの促し」と受け取ってくれれば、パウロには害は及 びませんが、もし相手が「これはひどい誤解であり、我々に対する侮辱的な言葉だ」 と言い出したら、関係は切れてしまい、大きな害がそこに生まれてしまいます。 祝福を祈ります。