今日の聖句12月20日(月) アブネルはヨアブに呼びかけて言った。「いつまでも剣が人を滅ぼしてよいものか。 その果てはひどいことになるのを知らないのか。」 2サムエル2:26 あなたがたは、自分に関する限り、すべての人と平和を保ちなさい。 ローマ12:18 ******************************************** コリント人への手紙第二6章14節15節16節a 不信者と、つり合わぬくびきをいっしょにつけてはいけません。正義と不法とに、 どんなつながりがあるでしょう。光と暗やみとに、どんな交わりがあるでしょう。 キリストとベリアルとに何の調和があるでしょう。信者と不信者とに、何のかかわ りがあるでしょう。神の宮と偶像とに何の一致があるでしょう。私たちは生ける神 の宮なのです。 「私たちは生ける神の宮」 この個所は「クリスチャンはそうでない人とは結婚すべきでない」という時の説明 に引用されることがありますが、6章の流れ全体を考えると、この個所を結婚につ いての発言ではないと思います。原則論としては、同じ信仰を持っている人と結婚 できることは幸いなことだとは思います。 「くびき」とは「人の従うべき規範」という意味です。当時、律法にしたがうこと を「律法のくびきを負う」という表現で言い表しました。とすると、この個所は、 信仰を持っていない人たちの宗教的、倫理的規範を無理やり背負わされるようなこ とにならないように、という警告と理解することができます。 べリアルとはサタンの別名とされています。信仰上まったく異なる倫理感を持って いる相手の価値基準に飲み込まれてしまってはならないのです。あなたはあなたの 信仰者としての生き方に気をつけ、それを大切に守りなさいということです。 クリスチャンでない人を愛することはできるはずですし、もしかすれば結婚もある でしょう。それ自体が否定されているとは私は思いません。コリントの特殊性は、 その神殿と神殿娼婦の多さにありました。その場所への快楽を求めての参詣などに ついての警告も含まれているように感じます。 祝福を祈ります。