今日の聖句12月15日(水) わたしが彼らから離れず、彼らを幸福にするため、彼らととこしえの契約を結ぶ。 エレミヤ32:40 私たちすべてのために、ご自分の御子をさえ惜しまずに死に渡された方が、どうし て、御子といっしょにすべてのものを、私たちに恵んでくださらないことがありま しょう。 ローマ8:32 ***************************** コリント人への手紙第二5章18節19節 これらのことはすべて、神から出ているのです。神は、キリストによって、私たち をご自分と和解させ、また和解の務めを私たちに与えてくださいました。すなわち、 神は、キリストにあって、この世をご自分と和解させ、違反行為の責めを人々に負 わせないで、和解のことばを私たちにゆだねられたのです。 「和解のことば」 キリストと結びつくことで、新しい創造を経験するのだと書いたパウロはそれに続 いて、そういう出来事は神が企画して実現させてくださったことなのだと言います。 それは、私たちと神との間に「和解」をもたらすためだったとパウロは書いていま す。神がキリストを通して私たちを「和解」の対象としているというのは、考えて みるとずいぶん大胆な発言だと思います。 神は偉大な、創造主であり、私たち人間は生かされているに過ぎない被造物です。 神は、一方的に被造物を排除し、処分することも可能だったはずなのですが、神の 選んだ手段は、神ご自身が犠牲を払うことによって、被造物との関係を一新すると いうものでした。もっとも、それ以外に手はなかったのです。私たちのほうから、 どう働きかけてみたところで、有効な手段はないからです。 神の御子キリストが来てくださったことによって、私たちのほうに神からの和解、 赦し、関係回復の手が伸ばされ、届いたのです。そして、それを経験したパウロや 使徒たちに、神は、和解の福音、和解の喜びを分かちあう任務を授けました。 ある人にとっては任務として、ある人には純粋に喜びとして、和解の福音が分かち 合えるようにしてくださいました。だからこそ、今、その福音が私たちにも届けら れているのです。「神との和解」「神との関係修復」これはパウロのメッセージの 中心的なテーマです。 祝福を祈ります。