今日の聖句12月6日(月) 主の戒めは正しくて、人の心を喜ばせ、主の仰せはきよくて、人の目を明るくする。 詩篇19:8 あなたは、学んで確信したところにとどまっていなさい。 2テモテ3:14 ************************************** コリント人への手紙第二4章5節6節 私たちは自分自身を宣べ伝えるのではなく、主なるキリスト・イエスを宣べ伝えま す。私たち自身は、イエスのために、あなたがたに仕えるしもべなのです。「光が やみの中から輝き出よ」と言われた神は、私たちの心を照らし、キリストの御顔に ある神の栄光を知る知識を輝かせてくださったのです。 「しもべ」 パウロの中心的メッセージは主イエス・キリストに関することでした。いつでも、 このお方をどう考えるか、このお方とどう関わっていくか、それがパウロの教えの メインテーマです。そして、自分たち使徒は、福音を聞き、信じる人たちのための 「しもべ」なのだと語ります。 教える人は、いつの間にか人を見下げてしまったり、どことなく教えてあげている という意識が漂ってくるものですが、パウロはきわめて強い語調で「私たち自身は イエスのために、あなたがたに仕えるしもべ」としての役割を担っているのですと 語っています。 「しもべ」という生き方は、ただただ態度によって示されるもののような気がしま す。それが言葉に表現されたときから「しもべになってやっている私」という感覚 が伝わらないように注意する必要があります。 この箇所ではパウロはコリントの人たちからの誤解を解くために、しもべとしての 自己紹介をしているので問題はないのかもしれません。なかなか難しいものですね。 祝福を祈ります。