今日の聖句11月26日(金) 立ち返って静かにすれば、あなたがたは救われ、落ち着いて、信頼すれば、あ なたがたは力を得る。 イザヤ30:15 私たちは、信仰により、御霊によって、義をいただく望みを熱心に抱いているの です。 ガラテヤ5:5 **************************** コリント人への手紙第二1章1節22節23節 私たちをあなたがたといっしょにキリストのうちに堅く保ち、私たちに油を注がれ た方は神です。神はまた、確認の印を私たちに押し、保証として、御霊を私たち の心に与えてくださいました。私はこのいのちにかけ、神を証人にお呼びして言 います。私がまだコリントへ行かないでいるのは、あなたがたに対する思いやり りのためです。 「寄り添う生き方」 パウロの弁明が続きます。人間的なレベルで何があろうと、それによって神様 の誠実が否定されることはないとパウロは言います。自分たちが約束していた とおりにそちらに行くことができなかったからといって、神様の計画が揺らいでし まうということはないとパウロは確信しています。 キリストを中心にした交わりのを形成してくださったのは神ご自身であり、聖霊 を心に与えてくださったのも神様なので、「交わり」も「将来」もきちんと神様によ って守られているのだとパウロは信じているのです。 そして大胆な発言がなされます。「私がまだコリントへ行かないでいるのは、あ なたがたに対する思いやりのためです。」とパウロは言います。つまり依存され すぎることへの警告を発しているのです。パウロは彼らの信仰を支配するつも りはなく、信仰による喜びが生まれ、育つように協力している者なのだと語って います。 自分たちの信仰の「喜びのための協力者」という立場と、「信仰の支配者」とい う立場では本質的な違いがあります。喜びのための協力者というのは、その人 たちの信仰のあり方を認め、その人たちが考え、その人たちが決めることを温 かく見守ろうとする意識があります。寄り添う生き方です。 祝福を祈ります。