今日の聖句11月22日(月) あなたはいのちと恵みとを私に与え、私を顧みて私の霊を守られました。 ヨブ10:12 彼らをこの世から取り去ってくださるようにというのではなく、悪い者から守っ てくださるようにお願いします。 ヨハネ17:15 *************************** コリント人への手紙第二1章3節〜6節 私たちの主イエス・キリストの父なる神、慈愛の父、すべての慰めの神がほめた たえられますように。 神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。こうして、 私たちも、自分自身が神から受ける慰めによって、どのような苦しみの中にいる 人をも慰めることができるのです。 それは、私たちにキリストの苦難があふれているように、慰めもまたキリストに よってあふれているからです。 もし私たちが苦しみに会うなら、それはあなたがたの慰めと救いのためです。も し私たちが慰めを受けるなら、それもあなたがたの慰めのためで、その慰めは、 私たちが受けている苦難と同じ苦難に耐え抜く力をあなたがたに与えるのです。 「慰めの神」 この手紙の本論に入る前にパウロは、「豊かな慰めを与えてくださる神」につい て言及し、自分が受けている苦難と神の慰めのお陰で、他の苦しむ人たちを慰め ることができるようにされているのだと感謝しています。 パウロはこれらの苦難の経験と慰める行動とを「教会全体」の出来事として気付 かせようとしています。「私の」と言わず「私たちの」と言っていることでそれ を推察することができます。 キリストを知ることで、キリストのもたらす慰めを豊かに知ることができるよう になるのです。それゆえ人に寄り添う心も育てられるようになるのです。3節か ら6節までに8回も「慰め」という言葉を書いています。 私たちの暮らしの中で「慰め」の言葉を捜すのが難しいときがあります。うっか りしたことを言えば、それは慰めではなく、叱責の言葉になってしまうことこと もあります。気をつけたいですね。それでも、キリストを通して慰めが届くこと を信じて今日を生きて行こうと思います。 祝福を祈ります。