今日の聖句11月21日(日) 私の目はいつも主に向かう。主が私の足を網から引き出してくださるから。 詩篇25:15 私たちの前に置かれている競走を忍耐をもって走り続けようではありませんか。 信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。 ヘブル12:1-2 ***************************** コリント人への手紙第二1章1節2節 神のみこころによるキリスト・イエスの使徒パウロ、および兄弟テモテから、コリ ントにある神の教会、ならびにアカヤ全土にいるすべての聖徒たちへ。私たちの父 なる神と主イエス・キリストから、恵みと平安があなたがたの上にありますように。 「恵みと平安」 コリント人への手紙第一に続いて書かれたとされるコリント人への手紙第二を読ん でいきたいと思います。今朝は、最初の書き出しの部分です。パウロは自分のこと を「神のみこころによるキリスト・イエスの使徒パウロ」と書いていますが、自分 が使徒として働いているのは、自分がそれを選び取ったからではなく、神によって そのために造り変えられ、神によってその役目を託されているからなのだと語って います。 そして、この手紙の受け取り手は「神の教会」と「すべての聖徒たち」となってい ますが、「教会」とは神によって召しだされた人の群れのことであり、「神に愛さ れ、神によって聖なる者とされた人」の群れなのです。 書き手も受け取り手も「神による介入」を知っている人たちということになります。 だからこそ、神の恵みを分かち合うことも、厳しい言葉を伝えることも可能になっ たのかもしれません。自分の足りなさや神が変えてくださる力を知っているからで す。 「恵みと平安」を祈り求める気持ちでこの手紙を書いています、というパウロの態 度がうれしく受け止められます。パウロの手紙には「恵みと平安」という言葉が多 用されます。常に相手のために「恵みと平安」を求めていくことはとても大切なこ ととして受け止めたいです。 祝福を祈ります。