今日の聖句11月19日(金) あなたとともにいるこの民はみな、主のわざを見るであろう。 出エジプト34:10 わたしはもはや、あなたがたをしもべとは呼びません。しもべは主人のすることを 知らないからです。わたしはあなたがたを友と呼びました。なぜなら父から聞いた ことをみな、あなたがたに知らせたからです。 ヨハネ15:15 ***************************** コリント人への手紙第一16章19節20節 アジヤの諸教会がよろしくと言っています。アクラとプリスカ、また彼らの家の教 会が主にあって心から、あなたがたによろしくと言っています。すべての兄弟たち が、あなたがたによろしくと言っています。聖なる口づけをもって、互いにあいさ つをかわしなさい。 「挨拶」 パウロは16節でエペソにいて、コリントからステパナ、ポルトナト、アカイコたち の訪問を受け、コリントの教会についての情報を得、また相談を受けました。それ で書かれたのがこの手紙です。彼らは、別に密告したわけではなく、教会の代表と してパウロを訪ね、状況を丁寧に説明しながら、問題の解決の糸口を探ろうとした のです。そういう相談相手がいることはすばらしいことだと思います。 また、使徒の働きに登場するアクラとプリスカ(プリスキラ)の名前がここに出てい ます。そして、彼らが「家の教会」を主宰していることがわかります。当時の教会 の原型はそういう集いにあったようです。その教会の挨拶は「聖なる口づけ」によ るものでした。 いま、キリスト教会で「口づけ」による挨拶は消えていますが、それは「口づけ」 が性行動の範疇にはいるという判断があるからです。下心のない来よい人にだけ赦 されている挨拶であると考えなければなりません。 挨拶はどんな環境の中でも健全な社会生活の中では欠かすことが出来ません。教会 も人数が増えてしまえば、相手のことをそれほど深く知ることもできにくくなりま す。どこででも、心をこめて、「挨拶を交わす」ことはとても大切なこととと思い ます。 祝福を祈ります。