今日の聖句11月16日(火) まことに、万軍の主の日は、すべておごり高ぶる者、すべて誇る者に襲いかかり、こ れを低くする。 イザヤ2:12 世と世の欲は滅び去ります。しかし、神のみこころを行う者は、いつまでもながらえ ます。 1ヨハネ2:17 ****************************************** コリント人への手紙第一16章5節〜8節 私は、マケドニヤを通って後、あなたがたのところへ行きます。マケドニヤを通るつ もりでいますから。そして、たぶんあなたがたのところに滞在するでしょう。冬を越 すことになるかもしれません。それは、どこに行くとしても、あなたがたに送ってい ただこうと思うからです。私は、いま旅の途中に、あなたがたの顔を見たいと思って いるのではありません。主がお許しになるなら、あなたがたのところにしばらく滞在 したいと願っています。しかし、五旬節まではエペソに滞在するつもりです。 「伝道旅程」 8節の記述から、この手紙はエペソから書かれていることがわかります。 そして、これからマケドニア地方を通って、そこにはピリピやテサロニケという都市 がありますが、そのあとでコリントに行く予定であることを伝えています。しかも、 コリントは通過するというのではなく、しばらく滞在する意図がありました。 以前、パウロはコリントで1年半以上、エペソでも2年以上の滞在をして福音を語り ました。ですから、この手紙を読んだ人たちはきっとパウロは今度もそのくらい長い 期間滞在してくれるに違いないと感じたと思います。 あなた方には「旅のついで」に会うわけではないのだとパウロに言われた人たちは、 どういう気持ちでいたでしょう。日本では、「いやー、ついでがあったので寄ったの です」という言葉を使うことがあります。パウロなどはあまり「裏を読む」ことをさ せません。単刀直入です。 それにしても、およそ2千年前の人たちの交流の深さを考えると感動します。乗り物 も伝達手段も今とは格段の差があったことは間違いないはずですが、それでも、計画 を立てて、励ましを提供するために出向いて行く心、それを丁寧に伝える情熱、その 迫力に圧倒されてしまいそうです。 祝福を祈ります。