今日の聖句９月２８日(火) 

わたしの義は近い。わたしの救いはすでに出ている。
イザヤ 51:5

その方を死者の中からよみがえらせることによって、このことの確証をすべての人
にお与えになったのです。
使徒17:31

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コリント人への手紙第一８章８節９節

わたしたちを神のもとに導くのは、食物ではありません。食べないからといって、
何かを失うわけではなく、食べたからといって、何かを得るわけではありません。
ただ、あなたがたのこの自由な態度が、弱い人々を罪に誘うことにならないように
気をつけなさい。

「自由な態度」

パウロはとても大胆に、しかも明快に「唯一の神以外にいかなる神もおられない」
と、4節で語っています。ただ、そういう知識をすべての人が持っているわけでは
ないので、偶像にささげた肉を食べる場合に、やっぱり悪いことが起こるのではな
いかと心配するクリスチャンもいるはずです。

パウロは、そういう場合には、その人を責めるのではなく、また、クリスチャンの
自由を見せびらかすことをせず、その人の前では偶像にささげた肉を食べないよう
にするほうが良いと勧めます。

私たちの傾向としては、クリスチャンとしての自由を見せることによって、すばら
しさを強調したいと思うことがあるわけですが、パウロはむしろ、つつしみ深く、
相手に合わせ、相手が嫌がることを無理強いしないようにと勧めているのです。

ここでは、偶像にささげた肉を食べるということについて語っているのですが、何
かを押し付けことは避けたほうが良いでしょう。慣れている人にとっては何でもな
いことなのでしょうが、そうでない人にとっては大いに違和感を感じるわけです。
そんなことで、人が福音に触れる機会を逃してしまうとすれば問題は深刻です。

祝福を祈ります。