今日の聖句9月20日(月) 私の神によって私は城壁を飛び越えます。 詩篇18:29 神が私たちに与えてくださったものは、おくびょうの霊ではなく、力と愛と慎み との霊です。 2テモテ1:7 ***************************** コリント人への手紙第一7章8節9節 次に、結婚していない男とやもめの女に言いますが、私のようにしていられるな ら、それがよいのです。しかし、もし自制することができなければ、結婚しなさ い。情の燃えるよりは、結婚するほうがよいからです。 「不品行の戒め」 パウロは、まもなくキリストが天から戻り、世の終わりが近いという意識がある ので、なおのこと、独身でいることを勧めているようです。しかし、ここでの勧 めは「命令」ではなく、各自がそれぞれの確信に基づいて決めるべきこととして 一人でいるか、結婚するか、その結論はオープンになっています。 どちらかといえば、一人でいるほうが良いと感じる内容になっていますが、それ はパウロの再臨についての確信に基づくもので、結婚そのものについて、否定的 なニュアンスが強くなっています。結婚そのものについての理解も、少し偏りが あります。極端な言い方で不品行を戒めているのです。 そもそも、結婚はすべき事なのです。結婚はアダムとエバの人類創造の最も早い 制度で、創世記2章18節に「人が、ひとりでいるのは良くない。わたしは彼の ために、彼にふさわしい助け手を造ろう。」とあり、24節には「それゆえ、男 はその父母を離れ、妻と結び合い、ふたりは一体となるのである。」とあります。 独身者として一生を過ごす人もいるし、結婚して一生を過ごす人もいることは事 実です。結婚する人、結婚しない人、それぞれに神様からの助けや賜物はあるの で、互いに非難や干渉はすべきではありません。どちらにしても、無理強いすべ きではありません。結婚そのものは神様からの大きな祝福として理解される必要 があると思います。 祝福を祈ります。