今日の聖句8月31日(火) 彼がわたしの民のそむきの罪のために打たれ、生ける者の地から絶たれ た・・・。 イザヤ53:8 キリストも一度罪のために死なれました。正しい方が悪い人々の身代わ りとなったのです。それは、肉においては死に渡され、霊においては生 かされて、私たちを神のみもとに導くためでした。 1ペテロ3:18 ******************************** コリント人への手紙第一3章6節7節 私が植えて、アポロが水を注ぎました。しかし、成長させたのは神です。 それで、たいせつなのは、植える者でも水を注ぐ者でもありません。成 長させてくださる神なのです。 「神に心を向けること」 パウロは自分とアポロという伝道者の名をあげて、主から受けた役割を 果たし、あなたがたのために働いただけの存在なのだと主張します。パ ウロが植え、アポロが水を注ぎ、神がそれを成長させてくださったので す、と言い切っています。 だから、大切なのは、私たち仕える者ではなく、成長させてくださる神 なのだという発言は、簡単なようでなかなか難しい、言葉です。謙遜さ を問われる言葉です。自分を「しもべ」の位置に置いて生きることは、 なかなか難しいものです。 パウロのここでの発言は、コリントの教会の中に、パウロとアポロとを 知る人たちが、いわば、どちらが立派だったのか、どちらが自分たちの 指導者にふさわしいかと言い争い、ねたみあっている現状があったから なのですが、神に心を向けるようにと勧めているのです。 それぞれ、役割を果たしている僕(しもべ)のことで、喧嘩などせず、 神を見上げるようにという勧めです。分派的な心は、いつの間にか、私 たちの心に入り込んできやすいものです。 祝福を祈ります。