今日の聖句8月22日(日) 確かに、神は、昔から私の王、地上のただ中で、救いのわざを行なわれる方です。 詩篇74:12 私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできるのです。 ピリピ4:13 ***************************** コリント人への手紙1章26節27節 兄弟たち、あなたがたの召しのことを考えてごらんなさい。この世の知者は多く はなく、権力者も多くはなく、身分の高い者も多くはありません。しかし神は、 知恵ある者をはずかしめるために、この世の愚かな者を選び、強い者をはずかし めるために、この世の弱い者を選ばれたのです。 「誇り」 神の知恵としてパウロはおもしろい説明をしています。人が神の前で誇ることが ないようにと、あえて世の無学な者を選び、無に等しいもの、身分の低いものや 見下げられているものを選んで神の家族の一員にしてくれたのだというのです。 そのくらい徹底的に「神の前に誇る愚かさ」をパウロは主張しているのです。 神を知っていると誇り、自分の家系や自分の能力によって神を屈服させたような 考え方を「間違い」と断じているのです。つまり、そういう風に言いふらして教 会の中で威張っている人たちがいたということでしょうね。 いつの時代にもある問題なのかもしれませんが、家系を誇り、知恵を誇り、お金 持ちが威張り、いろいろなことに口を出すようなことがこの当時もあったのです。 「無名の人たちの集まり」が神の恵みと助けによって「生きた集団」となってい くという過程の中に神のみわざを見るのだとパウロは語っているようにも聞こえ ます。 祝福を祈ります。