今日の聖句8月20日(金) ご恩寵により、シオンにいつくしみを施し、エルサレムの城壁を築いてください。 詩篇51:18 こうして神のことばは、ますます広まって行き、エルサレムで、弟子の数が非常 にふえて行った。そして、多くの祭司たちが次々に信仰にはいった。 使徒6:7 ***************************** コリント人への手紙第一1章18節 十字架のことばは、滅びに至る人々には愚かであっても、救いを受ける私たちに は、神の力です。 それは、こう書いてあるからです。「わたしは知恵ある者の 知恵を滅ぼし、賢い者の賢さをむなしくする。」 「十字架のことば」 「イエス・キリストの十字架の出来事」を「救いを受ける私たちには、神の力で す。」と信じる人もいますし、まったく愚かで馬鹿馬鹿しいものと考える人もい ます。不思議だなと思いますが、パウロは、それを神の知恵なのだと語ります。 自分の知恵で神を知るのではなく、全面的に神によって教えてもらえたと認める ことがなければ、神を侮ることになると考えているのでしょう。私たちの知識や 知恵で偉大な神の心などわかるはずがないという考えはユダヤ教の背景を持って いるパウロにとっては当然のことなのです。 人間は自分の知恵で神を知ることは不可能なのだとパウロは考えています。神は そんなに小さな存在ではないからです。だからこそ、神は「宣教」という形で人 間に必要な、そして重要な内容を伝え、それを信頼することで神との関係の障壁 が取り除けられるようにしようと考えたのだと言うのです。 天地の創造主である神が、直接ご自分をあらわすことをせず、まず。御子イエス キリストを遣わし、その宣教による教えと出来事を「神の恵み」と受け止めるこ とができるなら、「神に知られる」ことになるのです。 祝福を祈ります。